マリオ・ロッシ(指揮)/ローマ・イタリア放送交響楽団、同合唱団
ルシー・ケルストン(ソプラノ)、ミティ・トルッカート=パーチェ(メゾソプラノ)
グラーツィア・コラレスタ(メゾソプラノ)、ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(テノール)
サルヴァトーレ・ディ・トッマーゾ(テノール)、シピオ・コロンボ(バリトン)
ジャコモ・ヴァーギ(バス)、ドゥイリオ・バロンディ(バス)
録音:1951年2月13日、ローマ(モノラル)
DOCUMENTS【ドイツ輸入盤】
シラーの戯曲にもとづく「ルイザ・ミラー」は、村娘ルイザ・ミラーと領主の息子のロドルフォの身分違いの恋のドラマと悲劇的な結末を描いた歌劇で、ヴェルディの中期を代表する名作。イタリアの老舗レーベル「フォニト・チェトラ」音源の当録音は、ソプラノのルシー・ケルストン、バリトンのシピオ・コロンボ、バスのジャコモ・ヴァーギなど当時のイタリアを代表する名歌手たちによるイタリア・オペラ全盛期の貴重な記録です。1946年からトリノ・イタリア放送交響楽団の首席指揮者に就任し、1969年に勇退するまでにこのオーケストラをイタリア有数のオーケストラに育て上げた偉大な指揮者マリオ・ロッシのドラマチックな演奏も素晴らしいものです。なお、対訳は付いておりません。