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ストラヴィンスキー/「兵士の物語」(全曲)、バレエ「きつね」

イゴール・ストラヴィンスキー(1882-1971):
1-15. 「兵士の物語」

  シャルル・デュトワ(指揮)/アンサンブル・インストゥルメンタル
  ニコラス・チュマチェンコ(ヴァイオリン)、ジェラルド・キャラ(語り)
  クランソワ・ベルデ(兵士)、フランソワ・シモン(悪魔)
16. バレエ「きつね」
  シャルル・デュトワ(指揮)/アンサンブル・インストゥルメンタル
  エリック・タピー、ピエール=アンドレ・ブラゼール(テノール)
  フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、ジュール・バスタン(バリトン)
  ジークフリート・シュミット(ツィンバロン)

録音:1970年6月、ローザンヌ

ストラヴィンスキー/「兵士の物語」(全曲)、バレエ「きつね」

価格:

1,273円 (税込)

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ERATO(WARNER)【ヨーロッパ輸入盤】

「兵士の物語」は、ロシアの民話をもとにシャルル・フェルディナン・ラミューズが台本を制作、ストラヴィンスキーが音楽を作曲し、1918年に発表された1時間ほどの舞台作品(朗読音楽劇)です。舞台上の下手には7人からなる小オーケストラが配置され、上手には語り手、兵士、悪魔の3人の人物が登場します。ストラヴィンスキーにとって、民族主義的な傾向の強いロシア時代と新古典主義時代の中間に位置する作品であり、古典的なコンチェルト・グロッソのような小編成のアンサンブルなので、ソロ・ヴァイオリンをはじめトランペットや打楽器などがソリスティックに活躍しますが、多分にジプシー音を連想させる賑やかな音楽であり、ジャズやタンゴ、ラグタイムなど様々な音楽を融合したコミカルさはストラヴィンスキーならでは。
また、バレエ「きつね」は、ロシアの民謡詩を基にした1幕のバレエ作品で、「歌と踊りのためのバーレスク」という副題が付いています。動物(狐、鶏、猫、山羊)に扮した4人のダンサーが登場し、狐が鶏を2度にわたって襲撃するが、猫と山羊によって助けられる、という単純で滑稽なストーリーです。最初はポリニャック公夫人からの委嘱により作曲されたものの、1922年にアンセルメの指揮でバレエ・リュスにより初演されました。16分ほどの短い作品ですが、当時ストラヴィンスキーが大いに興味を持ったハンガリーの民族楽器ツィンバロンが効果的に使われており、音楽はなかなか先鋭的で面白いものです。このアルバムは、ストラヴィンスキーを得意とするデュトワの初期の名盤です。

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