ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
CD1:交響曲第32番 ト長調 K.318
交響曲第33番 変ロ長調 K.319
交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
CD2:交響曲第29番 イ長調 K.201(186a)
交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
CD3:交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) /ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1965,1975-1977年
DG【ドイツ輸入盤】
カラヤンはベルリン・フィルとともに、1970年にモーツァルトの後期交響曲集をEMIレーベルに録音していましたが、このDG盤はそのわずか数年後に録音されました。しかし、フィルハーモニーザールでの録音ということもあり、より筋肉質で引き締まったサウンドになっているのが特徴です。厚みと艶に富んだ弦楽器が生み出す輝かしい音色、大編成のオーケストラを流麗に鳴らしていくカラヤンらしいスタイルは、やはり颯爽として美麗。近年主流になったピリオド的なアプローチとは一線を画したカラヤンの美学が貫かれたゴージャスな味わいは、どこまでも美しく見事です。1965年録音の第29番、第33番もカップリングされており、モーツァルトの録音が決して多くはないカラヤンの貴重な録音です。スリムボックスなのでメール便での発送も可能です。