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アレンスキー/2台のピアノのための5つの組曲

アントン・ステパノヴィチ・アレンスキー(1861-1906):
1-3. 組曲第1番 Op.15
4-8. 組曲第2番「シルエット」 Op.23
9-18. 組曲第3番「変奏曲」Op.33
19-22. 組曲第4番 Op.62
23-30. 組曲第5番「子どものための組曲」Op.65


ゲノーヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ   録音:2010年11月17-19日

アレンスキー/2台のピアノのための5つの組曲

価格:

1,987円 (税込)

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CPO【ドイツ輸入盤】

アレンスキー(1861-1906)は、リムスキー=コルサコフに学んだロシアの作曲家。卒業後はモスクワ音楽院で教授として活躍し、ラフマニノフやグリエール、スクリャービンを教えたことで知られます。アレンスキーは知名度こそいまひとつですが、そのロマンチックで叙情的な音楽を知る人からは、熱烈に愛好されています。アレンスキーはチャイコフスキーにも似たロマン派ロシア音楽の中核的存在で、ロシア音楽にしては洗練された淡い響きと叙情的な旋律を特徴としており、2つの交響曲やピアノ協奏曲、ピアノ三重奏曲などはそのメロディーの親しみやすさと詩的な美しさで人気があります。
この「2台のピアノのための組曲」もピアノ・デュオ・ファンにはよく知られた人気の高い作品で、演奏会でもしばしば取り上げられています。45歳の若さで亡くなったアレンスキーの作曲技法が駆使された密度の濃い作品です。第1番や第2番「シルエット」は、技術的な華麗さよりもメロディーをきれいに歌うことが中心になっており、個々の曲1つ1つが本当に可愛らしく美しい音楽です。組曲が第1番から第5番まで全てそろって収められているアルバムはあまりないうえ、ゲノーヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオの演奏も素晴らしく、大胆なまでのダイナミックな表現でこの曲の持つ魅惑的で活発な面に光をあて、アレンスキーが決してチャイコフスキーやリムスキー=コルサコフのエピゴーネンではなかったことを証明しています。
ゲノーヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオは、1971年生まれのアグリカ・ゲノーヴァ(ジェノワ)と1969年生まれのリューベン・ディミトロフという2人の男女ブルガリア人のデュオ。1995年に結成されたこのピアノ・デュオは、1996年ミュンヘンで開催されたARDコンクールを皮切りに、1997年マイアミ開催のムライ・ドラノフ・ピアノ・デュオ・コンクールの他、1995年の東京ピアノ・デュオ・コンクール、同年のベルリン音楽コンクールなどで賞を獲得し、同時にヨーロッパからアジア、アフリカ、アメリカで幅広く演奏活動を行っています。名指揮者クラウディオ・アバドも大絶賛した若きピアノ・デュオの妙技をたっぷり楽しむことができるアルバムです。

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