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シベリウス/ヴァイオリン協奏曲、リンドベルイ/ヴァイオリン協奏曲

リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)、サカリ・オラモ(指揮)/フィンランド放送交響楽団

録音:2007年5月11-12日(シベリウス)、6月5-7日(リンドベルイ)

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲、リンドベルイ/ヴァイオリン協奏曲

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1,884円 (税込)

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リサ・バティアシヴィリは、グルジア共和国出身の美人ヴァイオリニスト。マルク・リュボツキーやアナ・チュマチェンコに師事し、16歳の時にシベリウス・コンクールで2位に入賞して大きな話題となりました。その後ベルリン・フィルやシカゴ響、コンセルトヘボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、バイエルン放送響など世界中の一流オーケストラと共演を重ねています。2009年1月には、デイヴィッド・ジンマン指揮のNHK交響楽団とショスタコーヴィチの協奏曲第1番で共演し、凄みのある演奏ぶりが大いに話題になりました。また、彼女が現在使用している楽器は、日本音楽財団が2001年から貸与しているストラディヴァリウスの「エングルマン」とのことです。
このアルバムは、バティアシヴィリお得意のシベリウスの協奏曲と、同じフィンランドの現代作曲家マグヌス・リンドベルイ(1958-)の作品を組み合わせたもの。シベリウスの方は、フィンランディア・ホールのライブ録音となっており、北の大地を思わせる広大で寒々しいイメージが、バティアシヴィリの楚々とした清潔感と情熱的で躍動感溢れる演奏とピタリ一致しています。オラモ指揮のフィンランド放送交響楽団もお国ものだけに手慣れた演奏です。さらに聴き応えがあるのがリンドベルイのヴァイオリン協奏曲。リンドベルイが2006年に書き上げて、バティアシヴィリによってすぐに初演されたもので、これが世界初録音です。リンドベルイは、若い頃は実験的な手法を用いた難解な現代音楽を書いていましたが、徐々に古典的・ロマン派的な音楽へ立ち返るようになり、最近では「ネオ・シベリウス楽派」などと称されるような流麗な書法に変化しました。このヴァイオリン協奏曲も現代的な響きが用いられているものの、ほとんど後期ロマン派といえるほどメロディーが美しく、ドラマチックで理解しやすい作品です。バティアシヴィリも切れ味抜群のエネルギッシュな演奏で応えており、かなりエキサイティングです。オススメです。

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