カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

ドリーブ/バレエ「コッペリア」(ハイライト)

マルク・エルムレル(指揮)/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団

録音:1993年、ロンドン(デジタル)

SONY【ヨーロッパ輸入盤】

ドリーブ/バレエ「コッペリア」(ハイライト)

価格:

1,222円 (税込)

[ポイント還元 12ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

SONY【ヨーロッパ輸入盤】

マルク・エルムレル(1932-2002)は、レニングラード生まれの指揮者で、父は著名な映画監督フリードリッヒ。レニングラード音楽院で名指揮者ボリス・ハイキンに師事し、1952年に名門レニングラード・フィルを振って指揮者としてデビューを果たしました。1956年から1990年までボリショイ劇場で常任指揮者として活躍し、バレエやオペラの指揮を多く手掛けるようになりました。1985年からは、イギリスのロイヤル・バレエの首席客演指揮者に就任、ソヴィエトの指揮者ならではのダイナミズムと、コヴェント・ガーデンの品のよさが見事に調和した演奏は、高く評価されました。その中でもチャイコフスキーの3大バレエの録音は、発売時からバレエ・ファンから絶賛を集め、いまなお名盤として高い人気を誇っています。
この「コッペリア」もその1つで、完全全曲盤ではなくCD1枚74分ほどにまとめたハイライト版ですが、舞台のほとんどの楽曲が収められているという程度の実用的カットです。ドリーブの「コッペリア」は、親しみやすい美しいメロディーがこれでもかとばかりに次々と登場し、フランスらしい優雅さや華麗さが最高に発揮されたバレエ音楽。この曲を聴いたことがなかったという方も、どこかで耳にしたことのある旋律にきっと出会えるハズ。バレエ界のベテラン指揮者エルムレルならではの躍動感のあるリズムもまさに職人芸。バレエ音楽としてシンフォニックに演奏したものが多いなか、エルムレルはダンサーの踊りや舞台の流れを彷彿とさせる瑞々しい演奏ぶりで、バレエとしての実用性を感じさせます。コヴェント・ガーデンの洗練されたアンサンブルも秀逸で、透明感さえ感じる弦楽器の音色やチャーミングな打楽器がとても効果を上げています。ダイナミックな部分は充分迫力がありますが、何といっても緻密で繊細な表現が素晴らしく、英国風らしく中庸の美徳を保った上品で丁寧な演奏です。

ページトップへ