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アルベニス/組曲「イベリア」(全曲)

イサーク・アルベニス(1860-1909):組曲「イベリア」(全曲)
   第1巻: エボカシオン(喚起)/エル・プエルト(港)/セビリャの聖体祭
   第2巻: ロンデニャ/アルメニア/トリアナ
   第3巻: エル・アルバイシン/エル・ポロ/ラバピエス
   第4巻: マラガ/ヘレス/エリタニャ

アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)

録音:1962年、ステレオ  原盤:Hispavox

アルベニス/組曲「イベリア」(全曲)

価格:

1,250円 (税込)

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ALTO【イギリス輸入盤】

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イサーク・アルベニス(1860-1909)は、近代スペインの最大の音楽家で、優れたピアニストでもありました。12歳でマドリード音楽院を卒業して、単身ヨーロッパ各地を旅し、リストにも学んでいます。西欧的技法をもとにスペインの民俗音楽を盛り込み、印象派にも強い影響を与えました。組曲「イベリア」は、まさに彼の生涯最後の力を振り絞って書かれたものであり、彼の最高傑作と言われる作品です。スペイン民謡の雰囲気を巧みに取り込み、アンダルシアの情景を美しく描き出している。組曲「イベリア」は、アンダルシアへの情熱をピアノで表現した芸術とえるでょう。
同じスペイン出身のピアニストであるアリシア・デ・ラローチャは、1923年バルセロナ生まれ。グラナドスの高弟フランク・マーシャルに師事し、6歳で初リサイタル、12歳でモーツァルトの協奏曲を演奏。47年から本格的なコンサート活動を始め、53年ロンドン、55年アメリカにデビューし、以後各国へ定期的にツアーを行なって、アルベニス以下モンポウまでのスペイン・ピアノ音楽を世界に広めた功績は極めて大きいものです。80歳近くまで「ピアノの女王」として君臨していましたが、2003年以降は事実上引退していました。彼女は生涯にこの「イベリア」を4回も全曲録音したとされます。そのいずれもが決定的な名演と言われ、このHispavoxへの録音は彼女にとっては2回目の録音です。スペインの色彩とリズムが独自のスタイルを作り上げており、ラローチャの余裕あふれる演奏はやはり素晴らしいもの。後年の録音より生気と若々しさに満ちていて、一気にスペイン情緒に襲われます。CD1枚(約77分)に収めているのもうれしいポイントです。

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