カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

グリンカ/管弦楽曲集

ミハイル・グリンカ(1804-1857):
1.歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
2.歌劇「ルスランとリュドミラ」より「チェルノモール行進曲」
3.歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」序曲
4.スペイン風序曲第1番「ホタ・アラゴネーサ」
5.スペイン風序曲第2番「夏の夜のマドリッド」
6.幻想的ワルツ
7~11.付随音楽「ホルムスキー公」より
   序曲/第2幕への間奏曲/第3幕への間奏曲/
   第4幕への間奏曲/第5幕への間奏曲
12.ポルカ第1番 変ロ長調
(バラキレフ編曲)

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)/ソビエト国立交響楽団

録音:1963年(1),1968年(2,4-6,),1977年(3),1984年(7-11),1990年(12)  原盤:Melodiya

グリンカ/管弦楽曲集

価格:

1,250円 (税込)

[ポイント還元 12ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

ALTO【イギリス輸入盤】

おすすめ

ロシアの作曲家ミハイル・グリンカ(1804-1857)といえば、専ら「ルスランとリュドミラ」序曲でよく知られています。グリンカは早くからイタリアで音楽を学び、オペラの素晴らしさに目覚める反面、ロシア人としてのアイデンティティーを強く自覚し、ロシア国民音楽の創始した人物として重要な役割を果たしました。歌劇「イワン・スサーニン」や「ルスランとリュドミラ」などロシア・オペラの礎石を築き、さらに「カマリンスカヤ」や「ホタ・アラゴネーサ」などの管弦楽曲、クラリネット三重奏曲「悲愴ソナタ」などの室内楽曲、さらに数々のピアノ曲を残しました。
このアルバムは、グリンカのよく知られた管弦楽曲を集めたもので、「ルスランとリュドミラ」や「イワン・スサーニン」、「ホルムスキー公」からの序曲や間奏曲をはじめ、2つの「スペイン風序曲」や「幻想的ワルツ」といった小品をズラリとそろえた充実した内容となっています。ロシアのオーケストラのコンサート・ピースとして定番の「ルスランとリュドミラ」序曲は、弦楽器の怒濤のようなユニゾンの迫力が凄まじい名作。「幻想的ワルツ」も一度聴いたら忘れられないロマンチックなメロディーをオーケストラが朗々と歌い、グリンカのオーケストレーションの見事さが分かります。また、スペイン情緒たっぷりの「ホタ・アラゴネーザ」、「夏の夜のマドリッド」も印象的なメロディーの宝庫で、金管や打楽器が華麗に活躍するカラフルな序曲です。その他の作品は、西側のオーケストラで演奏される機会が少なく、このスヴェトラーノフの演奏はいまなお代表的な録音となっています。
スヴェトラーノフの演奏は、いかにもソ連時代らしいゴツイ演奏で、土の香りの漂う民族的なムードたっぷりです。金管や打楽器の威力が凄まじいので、洗練された演奏を求める方には向きませんが、この豪放で巨大なスケール感をもった演奏はスヴェトラーノフならでは。特に「ホタ・アラゴネーサ」は、ファンファーレからここまで吹かせなくても・・・と思うくらいテンションが異常に高く、血湧き肉躍る面白さ。

ページトップへ