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「ノスタルジー」~ショパンをフルートとマリンバで

ショパン(1810-1849)/クシシュトフ・カチカ&ニコラス・リード編曲:
1. 前奏曲 イ長調 Op.28 No.7
2. ワルツ イ短調 Op.posth.
3. 夜想曲ロ短調 Op.9 No.1
4. ワルツ ロ短調 Op.69 No.2
5. 夜想曲 嬰ハ短調 Op.posth.
6. マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1
7. 前奏曲 ホ短調 Op.28 No.4
8. ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1
9. ワルツ イ短調 Op.34 No.2
10. 前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15
11. 前奏曲 ハ短調 Op.28 No.20
12. 夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2
13. ロッシーニの「チェネレントラ」の主題による変奏曲
14. 前奏曲 イ長調 Op.28 No.7


クシシュトフ・カチカ(フルート)、ニコラス・リード(マリンバ、ヴィブラフォン)

録音:2011年7月28日、フライブルク音楽大学、ドイツ

「ノスタルジー」~ショパンをフルートとマリンバで

価格:

2,138円 (税込)

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ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

演奏しているクシシュトフ・カチカは、1977年ポーランドのトルン生まれの俊英フルート奏者。マリアンネ・ヘンケル(ミュンヘン音楽大学)やイレーナ・グラフェナウアー(ザルツブルク・モーツァルテウム大学)、ヴォルフガング・シュルツ(ウィーン音楽大学)、ピエール=イヴ・アルトー(パリ音楽院)など錚々たるフルート奏者に師事しました。2012年現在、広州交響楽団(中華人民共和国)の首席奏者を努めています。イケメンの若手だけあってポーランドでは人気も高く、当レーベルにおいて主力アーティストとして次々にレコーディングを行い、ヒットをとばしています。一方のニコラス・リードは、ロンドン王立音楽学校、パリ音楽院、フライブルク音楽大学で学んだ打楽器奏者。フライブルク打楽器アンサンブル他いくつかの合奏団のマンバーとして活躍中で、2010年にはレクチャーのために来日しました。
このアルバムは、フルート奏者カチカとマリンバ奏者リードのコンビが自ら編曲したショパン作品集。もともとが有名なメロディの宝庫なので非常に親しみやすく、ショパンをフルートで演奏すると、まるでオリジナルの室内楽のように聴き映えがします。また、フルートとマリンバという組み合わせでは重厚で深みのある音色を、またフルートとヴィブラフォンでは夢見るような幻想的な音色をそれぞれに楽しむことができます。フルートのもの悲しげな音色も蕭々とした笛の音を連想させ、「ノスタルジー(郷愁)」というアルバム・タイトルのとおり、日本的な感性に強く訴えかけてきます。お気楽なBGMというよりも、ショパンのしっとりとした抒情美を堪能できる演奏です。ピアノ・ソロでは表現できない新しい世界を生み出していることは間違いありません。なお、オープニングとエンディングの「前奏曲 イ長調」は、同じ曲の別テイクです。

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