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「甘美な響きのように」~モーリー、フェラボスコ、ヒューム/ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽

1. アルフォンソ・フェラボスコ II(1578頃-1628):アルマン、コラント第16番
2. トマス・モーリー(1557-1602頃):こおろぎ(*)
3. アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第13番
4. トマス・モーリー:魔女(*)
5. トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):ヒューム大佐の嘆き(*)
6. トマス・モーリー:嘆き(*)
7. アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第11番
8. 不詳:Jemmye
9. トマス・モーリー:移り気(*)
10. アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第3番
11. 不詳:Thumbe
12. アルフォンソ・フェラボスコ II:ガリアード、コラント第4番
13. トマス・モーリー:雄牛(*)
14. アルフォンソ・フェラボスコ II:パヴァン、コラント第21番
15. トバイアス・ヒューム:ヒューム大佐のガリアード
16. トマス・モーリー:狩(*)
17. アルフォンソ・フェラボスコ II:アルマン、コラント第24番


ペレ・ロス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、エルビラ・パンコルボ(リコーダー(*))

録音:2008年9月、アレレ(スペイン、ウエスカ県)、サンティアゴ教会

「甘美な響きのように」~モーリー、フェラボスコ、ヒューム/ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽

価格:

2,200円 (税込)

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ARSIS【スペイン輸入盤】

リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバの二重奏、あるいはヴィオラ・ダ・ガンバ独奏のための作品集。アルバム・タイトルの「甘美な響きのように」は、シェークスピアの「十二夜」の台詞で、シェークスピア作品もしくは彼が活躍したエリザベス女王の時代に関連した16世紀の音楽を選りすぐっているようです。アルフォンソ・フェラボスコ2世(1543-1588) はイタリア人ですが、イギリスに渡りエリザベス女王に仕え、イタリアのマドリガルを伝えた一人となりました。イギリスではフェラボスコの作品は昔からよく親しまれているようですが、彼の作品をまとまって聴く機会はあまり多くありません。また、トマス・モーリー(1557-1602)は、多くの快活明快なマドリガルやバレットを作曲したイギリスの作曲家です。彼はシェークスピアの近所に住み親交があったと言われ、その舞台のために歌曲を作曲したことで知られています。ここではモーリーのカンツォネッタをリコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバの二重奏の編曲して演奏をしています。イングランドあるいはスコットランド出身で、職業軍人としてスウェーデンとロシアの軍隊で将校を務めた「ヒューム大佐」ことトバイアス・ヒューム(1569頃-1646)は、優れたアマチュア音楽家でもあり、ヴィオルの名手として活躍し、リラ=ヴァイオル(小型のヴィオラ・ダ・ガンバ)のための作品集を2巻出版しました。彼の作風は非常に個性的で、しばしば異常であるとも評されるほどでした。このヒューム作品では、ペレ・ロスの圧倒的な技術と高い音楽性が堪能できます。
ヴィオラ・ダ・ガンバのペレ・ロスは、スペイン・カタルーニャに生まれモンセラート修道院聖歌隊に在籍、バルセロナ市立音楽院とバーセルのスコラ・カントールムで学び、長らくスイスとドイツ(カールスルーエ音楽大学、ハンブルク音楽院)で教職に就いていました。最近話題の美形女性ガンバ奏者ヒレ・パールの師としても知られています。知る人ぞ知るヴィオラ・ダ・ガンバ奏者だった彼でしたが、帰国してマドリード高等音楽院教授に就任してからは当アルシス・レーベルに地道に録音を続けており、その渋いガンバの味わいに魅かれるファンを増やしています。エルビラ・パンコルボはマドリード高等音楽院で学んだスペインのリコーダー奏者。ヴィオラ・ダ・ガンバのファンにはオススメのアルバムです。オシャレな紙製ケースです。

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