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シャリーノ/ソプラノと器楽合奏のためのアスペルン組曲

スザンヌ・リガッチ(ソプラノ)
マウロ・チェッカンティ(指揮)/コンテンポアルテ・アンサンブル   録音:1993年12月

シャリーノ/ソプラノと器楽合奏のためのアスペルン組曲

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1,406円 (税込)

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ARTS【ドイツ輸入盤】

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サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)はイタリアのシチリア島パレルモで生まれ、ほとんど独学で作曲を学びました。1978-80年ボローニャ市立劇場の芸術監督を務め、1974-96年ミラノ、ペルージャ、フィレンツェの音楽院で教えるなど次第に活躍の場を広げています。最近ではその作品が相次いでレコーディングされ、その独創的な響きとユニークな技法を持った音楽が高い評価を受けています。
この「ソプラノと器楽合奏のためのアスペルン組曲」は、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」のようなスタイルの作品。2本のフルート、チェンバロ、打楽器、ヴィオラ、チェロからなる器楽合奏は、通常の演奏方法で演奏する部分がほとんどないといってもいいほど特殊奏法の嵐で、シャリーノならではの独特の響きを生み出しています。特に弦楽器のギシギシした音色やフルートの特殊奏法は効果絶大で、9曲目のアリアなど怖いほどの緊張感があります。ソプラノも通常に歌う部分はゾクゾクするほど綺麗ですが、語りを交えたり、時には声を器楽的に使って、器楽合奏とともに様々なユニークな表現を試みています。しかし、音楽自体はむしろ静謐で、不思議な器楽の音響が闇の中できらめくような繊細で美しい音楽です。現代音楽ファンには強くオススメです。

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