1~4.レーガー/無伴奏ヴィオラ組曲第1番ト短調 Op.131d
5~7.シューベルト/アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
8~12.シューマン/おとぎの絵本 Op.113
13.ヴュータン/エレジー Op.30
14.ヴィエニャフスキ/夢
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)、フランティシェク・クーダ(ピアノ)
録音:2001年10月21日、フルボシュ城(レーガー)、 2002年1月4-5日、プラハ、AMU、マルティヌー・ホール(その他)
ARTESMON【チェコ輸入盤】
ヤン・ピェルシュカ(1951年生まれ)は1977年から1985年までプラハ交響楽団の首席を務め、1985年よりスタミツ弦楽四重奏団の一員として活躍しているチェコのヴィオラ奏者です。彼のヴィオラはメカニックな巧さよりも素朴で温かな歌を感じさせ、たっぷりした音色で朗々と弾い、聴き手をリラックスさせてくれます。
レーガーの「無伴奏ヴィオラ組曲第1番」は、ピェルシュカの集中力にこちらグイグイ引き込まれる気合いの入った演奏で、聴き応え抜群。レーガーってこんなに良かったのか!と思われる方もいらっしゃることでしょう。ヴィオラで聴く「アルペッジョーネ・ソナタ」も「おとぎの絵本」も温かくファンタジー溢れる素敵な演奏です。ヴィオラの豊かさ、美しさ、温かさを再認識させる秀逸のアルバム。