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マラン・マレ/ヴィオール曲集全5巻より【5SACD】

マラン・マレ(1656-1728):ヴィオール曲集全5巻より
CD1:第1巻(1686刊)より 組曲ニ短調、シャコンヌ ト長調、組曲ト長調
CD2:第2巻(1701刊)より 「スペインのフォリア」(II-20)、「人間の声」(II-63)、組曲ロ短調(II-83~95)
CD3:第3巻(1711刊)より 組曲第1番イ短調、組曲第4番ニ長調、組曲第7番ト長調
CD4:第4巻(1717刊)より 異国風の組曲
CD5:第5巻(1725刊)より 組曲ト短調、組曲ホ短調/ホ長調


ジョルディ・サヴァール(ヴィオール)   録音:1975-1992年

マラン・マレ/ヴィオール曲集全5巻より【5SACD】

価格:

3,871円 (税込)

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ALIA VOX【スペイン輸入盤】

ヴィオール奏者サヴァールの代表するアルバムで、その代名詞とさえ言えるマレのヴィオール曲集全5巻(抜粋)のセット。マラン・マレ(1656-1728)は、バロック時代にフランスのヴェルサイユ宮殿で活躍したヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者でした。フランスで大ヒットした映画「めぐり逢う朝」は、このマレと師匠のサント=コロンブを扱ったもので、日本でも話題となりました。マレは多くのヴィオール曲を残しており、マレの生前から「ヴィオール曲集」が5冊出版されました。サヴァール、コープマン、ホプキンソン・スミスを核として録音されたこのヴィオール曲集は、各巻からの抜粋とはいえ、他の追随を許さない高水準の演奏であり、マレ復権の烽火を上げた記念碑的な作品集です。作曲当時、このタイプの音楽の演奏場所であった城内は、豊かで華麗な響きが特徴です。いずれも初発売当初から優秀録音の声が高いアルバムですが、サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズの1つとしてSACD化され、さらに豊かで華麗な響きを備えた美しい音で蘇りました。
なお、サヴァールは、ヴィオール曲集第2巻から2つの組曲を2003年にAlia Voxレーベルに録音しています。そのうちの1曲(組曲ロ短調)が再録音ですが、新録と旧録の一番の違いは楽器編成にあります。具体的には、旧録は、旋律を受け持つヴィオール、通奏低音のクラヴサンとテオルボという固定した編成で、組曲の一体性に重点を置いているのに対し、新録は、通奏低音を各曲毎に、テオルボ、ギター、クラヴサン、ヴィオールの中から適宜選択し、組曲内の各曲の表現の幅を最大限生かすことを目指している点にあります。比べてお聴き戴けると、マレの音楽の、本質的で変わらない部分と、音質的な変化による表現の彩の楽しみを味わって戴けます。サヴァール自身も音楽そのものに身を委ね、心から楽しんで演奏しているようで、休日の心地よいBGMとしてオススメです。
SACD(マルチチャンネル対応)です。ハイブリッド盤なので通常のCDプレイヤーでもお楽しみいただけます。分厚い解説書が付いた厚さ2.6センチの美麗ボックス・ケースなので、マラン・マレ・ファンにとってお宝のようなセットです。

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