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ケージ/プリペアード・ピアノのためのソナタとインタリュード(2CD)

アレック・カリス(プリペアード・ピアノ)  録音:1997年1月12,13日

ケージ/プリペアード・ピアノのためのソナタとインタリュード(2CD)

価格:

2,150円 (税込)

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BRIDGE【アメリカ輸入盤】

現代音楽の雄ジョン・ケージ(1912-1992)は、音を一切発しない「4分33秒」や何をしてもよい「0分00秒」、サイコロを振って音符(音量、音高、持続、音色等々)を決めて作曲する「偶然性」を導入した「易の音楽」などそのユニークな音楽で話題になりました。現代音楽のみならずフルクサスやハプニングなどの美術運動やパフォーマンス・アートなど、20世紀後半の芸術家や芸術思想に多大な影響を与えました。この「プリペアード・ピアノのためのソナタとインタリュード」は、ケージの代表作として、また20世紀の古典として取り上げられる機会が多い名作。プリペアード・ピアノとは、ピアノの弦にボルトやナット、ねじやゴムなどを挟み込み、予想のつかない音色と響きを得るという、ケージの発明した楽器。このような楽器を考案したこと自体ユニークですが、何よりもプリペアード・ピアノの音は意外なほど美しく、インドネシアの民族音楽ガムランをゆったりと演奏したような東洋的な旋律も魅力的です。加えて、アレック・カリスの演奏がとても丁寧で、音色の美しさと静謐なムードが際立っています。アレック・カリスは現代音楽を得意としているアメリカのピアニストで、ソリストとして活躍するだけでなく、カリフォルニア大学の音楽科教授も務めています。
このアルバムはボーナスCDとして、2枚目にケージ自身による「作曲の回顧」というレクチャーを読んだ1982年の録音を収めています(約23分)。ケージに強い関心をお持ちの方には特に興味深いアルバムでしょう。

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