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「トランペットの遺産」~トランペットと管弦楽のための作品集

1~3.ウィリアム・ペリー(1930-)/トランペット協奏曲
4.ポンキエッリ(1834-1886)/トランペット協奏曲 へ長調
5~7.ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765)/トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲*
8~10.オスカー・ベーム(1870-1938)/トランペット協奏曲 Op.18
11~12.ウィリアム・ペリー/トランペットと管弦楽のための2つの舞曲


アルマンド・ギターラ(トランペット)
ウィリアム・ペリー(指揮)/スロヴァキア・フィル、カペラ・イストロポリターナ*

発売:2007年

「トランペットの遺産」~トランペットと管弦楽のための作品集

価格:

2,150円 (税込)

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BRIDGE【アメリカ輸入盤】

アルマンド・ギターラ(1925-2001)はジュリアード音楽院で学び、1949年ヒューストン交響楽団、1964年ボストン交響楽団の主席トランペット奏者になりました。1979年に退職したのちはミシガン大学教授、続いてライス大学音楽学校教授として死去するまで教職に専念し、その生徒の多くが現在主要なオーケストラで主席を務めています。これはアメリカを代表する偉大なトランペッター、ギターラの最後のスタジオ録音で、作品に対する愛着と的確な解釈が示されています。
ウィリアム・ペリーの「トランペット協奏曲」と「2つの舞曲」は、いかにもアメリカ的なポップス系の要素をふんだんに取り込んだ楽しい作品で、ギターラのトランペットもノリにのっており、いくぶんミーハーながらもロマンチックで滅法かっこいい演奏です。これらを聴くだけでもこのアルバムの価値があるといってもよいほど。
歌劇「ラ・ジョコンダ」で知られるイタリアの作曲家ポンキッリの珍しい「トランペット協奏曲」も大変愛らしい作品。オスカー・ベーム(1870-1938)の「トランペット協奏曲」もこんなにいいロマン派の協奏曲があったのかと驚くほどで、ギターラの演奏も非常に雄弁。ただ、モルターの「トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲」だけは、伴奏のオーケストラが違っていたり、音質もやや異なることから察するに、録音年も違うのかも知れませんが、ギターラのピッコロ・トランペットの調子もいまひとつのようです。とはいえ、これだけのアルバムを見逃す手はありません。トランペットがお好きな方は必携のアルバムでしょう。

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