カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

ファッシュ/序曲と協奏曲

ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):
1-6. 序曲(管弦楽組曲) 変ロ長調
7-9. 協奏曲 ニ長調
10-12. フルートとオーボエのための協奏曲 ト長調
13-15. トランペットと2つのオーボエのための協奏曲 ニ長調
16-21. 序曲 ホ短調


ハンス=マルティン・リンデ(指揮)/カペラ・コロニエンシス(1-6,10-12,16-21)
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット,7-9,13-15)、アラン・デ・ルッデル(トランペット,7-9)
ギュンター・ヘラー(フルート,10-12)、ヘルムート・フッケ(オーボエ,10-12)
ラヨシュ・レンチェス、ラースロー・パルカニ(オーボエ,13-15)、ブダペスト・ストリングス(7-9,13-15)

録音:1987年頃

ファッシュ/序曲と協奏曲

価格:

2,016円 (税込)

[ポイント還元 20ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

CAPRICCIO【ドイツ輸入盤】

ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)は、18世紀にドイツで活躍した作曲家で、ヴァイオリニストとしてもドイツ各地の宮廷楽団で活躍しました。生前はテレマンに比肩するほどの名声を得ていた売れっ子の音楽家でした。ファッシュの作品はバッハにも大きな影響を与え、バロック音楽と古典派音楽の橋渡しをした重要な作曲家として、近年は再評価も進んでいます。ファッシュは多くの教会音楽と器楽曲を書きましたが、独奏楽器が活躍する協奏曲も数多く書いています。オーボエなどの管楽器の作品がしばしば取り上げられているものの、このアルバムのような管弦楽作品はまだ珍しく、この作曲家に注目されている方にとっては大変貴重な録音です。アルバムの最初と最後に置かれている「序曲」は、序曲といっても23分ほどの充実した管弦楽曲で、バッハの「管弦楽組曲」を彷彿とさせる見事な書法で書かれています。ヘンデルを思わせる明るく華麗な響き、バッハのような快活なリズムとしなやかで優雅な旋律など、ファッシュの音楽性の豊かさには全く驚かされます。協奏曲では、ラインホルト・フリードリヒやラヨシュ・レンチェスなどの名手たちがその技巧を余すことなく披露しており、管楽器ファンにも是非お聴きいただきたいところ。
カペラ・コロニエンシスは、1954年に当時としては珍しい古楽器演奏を目的として、ケルン放送局(北西ドイツ放送)によって創設された古参のオーケストラ。当時のオーケストラ・メンバーは、主にケルン音楽大学の教授たちによって成り立っており、同時代にドイツ・ハルモニア・ムンディの録音のために設立された「コレギウム・アウレウム」のメンバーとほぼ同じです。オリジナル楽器の演奏が認知され始めた1980年代の録音ですが、リンデの指揮もキビキビとした快調なのもので、優秀な録音とともに今なお新鮮です。このアルバムを聴けば、ファッシュがテレマンやヘンデルに劣らぬ優れた音楽家であることがたちどころにご理解いただけるでしょう。オススメです。

ページトップへ