カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

バッハ一族の宗教曲集(5CD)

CD1:ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
1.モテット第1番「主に向かって新しき歌をうたえ」 BWV225
2.4声コラール「わが心の喜びなるイエス」 BWV361
3.モテット第6番「主をたたえよ、すべての異教徒よ」 BWV230
4~6.マニフィカト 変ホ長調 BWV243aより
7.モテット第5番「来たれ、イエスよ、来たれ」 BWV229
8.4声コラール「わが最愛の命なるイエスよ」 BWV356
9.モテット第4番「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」 BWV228
10.4声コラール「汝は満たされ、平静であれ」 BWV315
11.カンタータ第166番「汝いずこに行くや?」 BWV166より「たれぞ知らん、わが終りの近づけるを」
12.モテット第3番「イエス、わが喜び」 BWV227

CD2:カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
1~6.復活祭カンタータ Wq.244 H.803
7~8.聖なるかな Wq.217 H.778
9.Wer ist so wurdig als du, Wq.222 H.831
10~17.慈悲深きあなたを崇拝します Wq.243 H.807

CD3:
1~8.ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777)/「わが魂は主をあがめ」
9~12.ヨハン・エルンスト・バッハ/We・バッハ(1648-1694)/Ach bleib bei uns, Herr Jesu Christ
2.ヨハン・ミヒャエル・バッハ/ああ、いかにその時を待ちこがれることか
3.ゲオルク・クリフトフ・バッハ(1642-1697)/見よ、何と美しく快いことが
4.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703)/我が愛する女よ、汝美しきかな


ロストッカー・モテット合唱団/ライプツィヒ・カペラ・フィディーチニア/ハルトヴィヒ・エッシュエンブルク(指揮)/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮) 他

バッハ一族の宗教曲集(5CD)

価格:

2,699円 (税込)

[ポイント還元 26ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

CAPRICCIO【ドイツ輸入盤】

バッハ一族といっても、その世代は何世代にも渡り、その作風の変遷も時代とともに変化していきます。もちろん核となるのは大バッハと呼ばれるヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)ですが、その周辺を固める才能の何と多彩なこと。子沢山だった大バッハの息子の中では、「ベルリンのバッハ」と呼ばれる二男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)が、兄弟の中では誰よりも世俗的な成功を収めました。生前は父親よりも有名で、ハイドンやベートーヴェンに多大な影響を与えるほどでした。それとは対照的に「ハレのバッハ」もしくは「ドレスデンのバッハ」と呼ばれた長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784)は、兄弟の中では最も才能に恵まれ、大バッハから溺愛されたと言われていますが、過保護に育ったためか性格に難があり、放浪と貧困の生涯を送りました。「ビュッケブルクのバッハ」と呼ばれる九男ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)は、さほど有名ではないものの、勤勉で柔軟だったために音楽家として堅実な生涯を送りました。第十一男で末子ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782)は、イギリスに渡ってオペラ作曲家として国際的名声を得たため、「ロンドンのバッハ」と呼ばれています。少年だったモーツァルトと親交を深め、多大な影響を与えました。
バッハの最初の妻マリア=バルバラの父で、バッハの父の従兄弟でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694)、そしてその兄に当たるヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703)、さらに大バッハの叔父ゲオルク・クリフトフ・バッハ(1642-1697)の3人は、大バッハの1世代前にそれぞれ活躍しました。ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731)やヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777)は、大バッハからは遠い親戚にあたりますが、バッハ一族の人材の豊富さには驚くばかりです。これらバッハ一族の音楽をこれほどまとめて聴くことができることはそうあるものではなく、各々の個性を楽しみつつ、バッハ一族の音楽史として眺めるのも愉しいものです。

ページトップへ