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ブルックナー/交響曲第3番、ワーグナー/「ローエングリン」より第1,3幕への前奏曲

1-4. ブルックナー/交響曲第3番 ニ短調(第2稿,1877年ノーヴァク版)
5-6. ワーグナー/「ローエングリン」より第1,3幕への前奏曲


ミヒャエル・ギーレン(指揮)/南西ドイツ放送交響楽団

録音:1999年5月(1-4)、1992年8月(5-6)

ブルックナー/交響曲第3番、ワーグナー/「ローエングリン」より第1,3幕への前奏曲

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1,884円 (税込)

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HANSSLER【ドイツ輸入盤】

ミヒャエル・ギーレン(1927-)は、ドイツの指揮者で作曲家でもあり、現代音楽を得意としています。「冷血指揮者」などと呼ばれるほどドライでユニークな音楽作りで熱狂的ファンを得ていましたが、1986年に南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者となって以来、音楽の成熟度が増し、巨匠としての風格も出てきたといわれています。特に近年はマーラーやブルックナーなど交響曲を精妙で色彩豊かなアンサンブルで聴かせることで定評があります。
そのギーレンによるブルックナーの第3番は、ノヴァーク版第2稿が用いられており、演奏は知的で明晰そのもの。ドライな解釈が徹底しており、テンポは軽快で颯爽としているうえ、ほとんど重みがないといっていいほどあっさりした響きのため、ある意味でブルックナーにしては異色なほど軽快で聴きやすい演奏です。しかし、スコアが透けるほどという言葉がピッタリなくらい普通なら聴こえない音が次々に浮かび上がり、対位法を強調した面白い解釈はブルックナー・ファンには楽しめることでしょう。
カップリングはのワーグナーは、もちろんブルックナーとの関連を強調するためのプログラムですが、この「ローエングリーン」もひときわ優れた演奏です。第1幕の前奏曲における弦楽器のクリスタルな響きと掛け合いの美しさには驚きです。

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