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「ヴィルトゥオーソ・デュオ」~ヴァイオリンとチェロための二重奏曲集

1-3. コダーイ(1882-1967)/ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
4-11. グリエール(1875-1956)/ヴァイオリンとチェロのための8つの小品
12. ハルヴォルセン(1864-1935)/ヘンデルの主題によるパッサカリア
13-15. オネゲル/ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ
16-18. アギアール/ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲


オクタコード【チハット・アスキン(Vn)、タニア・リスボア(Vc)】  録音:1996年

「ヴィルトゥオーソ・デュオ」~ヴァイオリンとチェロための二重奏曲集

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2,138円 (税込)

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MERIDIAN【イギリス輸入盤】

近現代の代表的なヴァイオリンとチェロのデュオ作品を集めたアルバムで、コダーイやオネゲルの「二重奏曲」やグリエールの「8つの小品」は近年演奏される機会も増え、もはや定番といってもいいポピュラーな作品です。コダーイの「二重奏曲」は切れ味鋭いリズムと土俗的な旋律が、いかにもハンガリー的な情熱とほの暗いムードを醸し出していて、同郷のバルトークと非常に近い内容です。「8つの小品」はロシアの屈指のメロディ・メーカーであるグリエールの面目躍如とも言えるロマンチックで親しみやすい旋律が魅力。1,2分の小品とはいえ、ルネサンス風の「ガヴォット」や単独でも有名な「子守歌」、2本の楽器とは思えないほどダイナミックってかっこいい「スケルツォ」など、8曲とも個性的で非常に面白い作品です。
珍しいのはノルウェーの作曲家ハルヴォルセンの「ヘンデルの主題によるパッサカリア」でしょうか。ヘンデルのハープシコード組曲からの主題を元にしており、旋律の格調の高さと2つの楽器が絡み合う技巧的な面白さは、初めてこの作品を聴く人に少なからず驚きを与えることでしょう。最後のエルナーニ・アギアール(1950-)は、ブラジルの作曲家兼指揮者。「二重奏曲」はヴィラ=ロボスを彷彿とさせる野性味あふれるユニークな作品で、現代的な晦渋さはほとんどなく、エスニックな香りムンムン。

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