1-3. プロスペロ・カウチェッロ(18世紀)/2つのマンドリンと低音のための三重奏曲(1776/1780)(MN*/MN+/C/T)
4-6. ジョヴァンニ・ホフマン(18世紀)/マンドリンと低音のためのソナタ(1799、ウィーン)(ML+/C)
7. バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840)/マンドリンとギターのための主題と変奏曲 Op.10 No.4(MB/G)
8-12. エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777)/マンドリンと低音のためのソナタ(MN*/C/T)
13. アントニオ・リッジェーリ(18世紀)/ラ・フステンベルグ(MN*)
14-17. カリロ・アッリゴーニ(1697-1744)/マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/T)
アンサンブル・バスケニス
ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ナポレターノ(MN*)、マンドリーノ・ブレシアーノ(MB))
マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ナポレターノ(MN+)、マンドリーノ・ロンバルド(ML+))
アレッサンドロ・ミレージ(チェロ(C))
ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ(T)、ギター(G))
録音:聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア
ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、イタリア、録音時期の記載なし
発売:2004年
DUCALE【イタリア輸入盤】
「アンサンブル・バスケニス」は、17世紀から18世紀にかけての音楽を専門に演奏するイタリアの古楽アンサンブル。イタリアの有名な女性マンドリン奏者ドリーナ・フラーティやバロック・マンドリンのスペシャリストとして知られるマルコ・カプッチが中心となっています。昨今のイタリアのピリオド系アンサンブルにありがちな刺激的な演奏とは異なり、ピリオド楽器の典雅な音色を尊重した落ち着きのある優美な演奏です。バロック期のイタリアの雰囲気を思わせるアンティーク調の穏やかでのんびりした音楽は、ゆったりとした心地にさせてくれます。また、ななかなか聴く機会の少ない珍しい作曲家たちの作品も多く、マンドリン・ファンには注目のアルバムでしょう。