1.サティ/イーズリー・ブラックウッド編曲/エンパイア劇場のプリマドンナ
2.サティ/イーズリー・ブラックウッド編曲/あなたが欲しい
3~7.サティ/ロバート・カビー編曲/帽子屋、天使、花、ダフェネオ、青銅の像
8~11.タイユフェール/ナントからの帰り道、 Oh, revenez-y toutes、
Mon pere toujours me crie、 Mon pere m'a mariee
12~21.ブリテン/イリュミナション
22~26.タイユフェール/La pernette se leve、 Suzon va dire a sa mere、
L'autre jour en m'y promenant、 A Genn'villiers、 Jean de la Reole
27~30.サティ/ロバート・カビー編曲/優しく、中世の歌、エレジー、シルヴィ
31~34.ミヨー/ロンサールの4つの歌
パトリス・マイケルズ(ソプラノ)、ポール・フリーマン/シカゴ室内ミュージシャンズ、チェコ国立交響楽団
録音:2003年
CEDILLE【アメリカ輸入盤】
サティの歌曲をメインにしたアルバムで、選曲はオシャレそのもの。ピアノ伴奏をオーケストラ伴奏へアレンジしたのも現代アメリカを代表するブラックウッドとカビーだけあって、あくまで自然で、軽妙な味わいを損ねていません。サティの曲は、まるで美女がカフェで歌っているようなステキなものばかりで、有名な「あなたが欲しい」や「エンパイア劇場のプリマ・ドンナ」を聴くと、心が本当にウキウキしてきます。貴重なタイユフェールの曲が聴けるのもうれしいですが、ミヨーの「ロンサールの4つの歌」はかなりの名演。ブリテンの「イリュミナション」はソプラノのパトリス・マイケルズの最も得意とする曲らしく、さすがに上手いものです。