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「サロン・メキシカーノ」~カストロ、ビリャヌエバ、ポンセ、ロロン/ピアノ作品集

1. リカルド・カストロ(1864-1907)/ワルツ・カプリーチョ Op.1
2. フェリペ・ビリャヌエバ(1862-1893)/マズルカ
3. カストロ/ヴァルス・カレサンテ
4. マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)/20のマズルカより 第8番 嬰ハ短調
5. ビリャヌエバ/お話-ゆっくりしたワルツ
6. ビリャヌエバ/マズルカ第3番 Op.27
7. ポンセ/しおれた心
8. ビリャヌエバ/エベリア-サロン風マズルカ
9. カストロ/ワルツ・アモローソ Op.31-11
10. カストロ/メランコリックなマズルカ
11. カストロ/舟歌 Op.30-2
12. ビリャヌエバ/愛のワルツ
13. ビリャヌエバ/トード・パソ…
14. カストロ/感傷的なワルツ Op.30-1
15. カストロ/ヴァルス・ブリュエット
16. ポンセ/サロン風マズルカ
17. カストロ/メランコリックなマズルカ Op.36-2
18. ビリャヌエバ/詩的なワルツ-サロン風ワルツ
19. ポンセ/3つのメキシコ民謡より 第2番「わが心よ、君ゆえに」
20. ホセ・ロロン(1886-1945)/J・ローサスの主題によるワルツ・カプリース


ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(ピアノ)

録音:2012年2月8日-9日、4月15日、イン・ザ・フェイ

「サロン・メキシカーノ」~カストロ、ビリャヌエバ、ポンセ、ロロン/ピアノ作品集

価格:

2,100円 (税込)

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CEDILLE【アメリカ輸入盤】

メキシコ近代の作曲家たちのベスト・アルバムのような選曲で、まさに「耳を楽しませるために企画された」極上の1枚です。今や過ぎ去ったロマンティックな時代の作品から20世紀の知られざる秘曲までメキシコの作曲家による美しい小品が20曲も詰まっています。恐らくショパンやリストのピアノ曲からインスピレーションを受けているのでしょうが、タイトルこそ「マズルカ」や「ワルツ」でも濃厚にロマンチックで、まるで砂糖菓子のように甘くメランコリック。これに比べるとショパンの音楽は一見ロマンチックながら、一本筋の通った強い意志が感じられます。この中でかろうじて名前が知られているのはポンセくらいで、あとの作曲家の名前はほとんど知られいません。しかし、どれもが詩的で繊細な美しさを持っており、まるでデザートのような甘く心地よい作品ばかりです。
ピアノのオソリオは、かねてラテン系の音楽を得意としており、指揮者のバティスとともにそれなりにレコーディングもありましたが、どれもキレイに整ってはいるものの、さほど強い印象を残すことはありませんでした。しかし、近年アメリカなどで急速に評価が高まっているだけあって、円熟度は素晴らしく増しており、彼の卓越した技巧と抜群のセンスには舌を巻きます。たまにはこういう甘口のデザートのような音楽に耳を傾けるのも悪くありません。

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