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フランス管弦楽曲集(ベルリオーズ、グノー、デュカス、ラヴェル)

1. ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
2-8. グノー/歌劇「ファウスト」からバレエ音楽
9. デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
10. ラヴェル/ボレロ


ヴィクトール・フェドートフ(指揮)/サンクト・ペテルブルグ交響楽団  発売:2003年

フランス管弦楽曲集(ベルリオーズ、グノー、デュカス、ラヴェル)

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

フェドートフはロシア・バレエの神様として評価が高く、日本でもお馴染みの指揮者です。そのフェドートフによる大変珍しいフランスものの演奏で、これがまた素晴らしい演奏です。このサンクト・ペテルブルグ交響楽団は、かのムラヴィンスキーの率いていたレニングラード・フィル(現在はサンクト・ペテルブルグ・フィル)ではなく、レニングラードの第2オケといわれるオ-ケストラです。オケの力は残念ながらやや弱さを感じさせますが、ロシアのオケとは思えないほどバランスがよく、いずれも落ち着いた雰囲気の演奏です。
中でもずば抜けているのは、グノーの「ファウスト」のバレエ音楽。バランスの良さと自然体のリズムが素晴らしく、いかにもバレエらしい上質の演奏に驚きます。ビーチャム盤に匹敵するほどの名演といってよいでしょう。次いで、デュカスの「魔法使いの弟子」が入念な表現と丁寧なアンサンブルで、情景が目に浮かぶようなファンタジックな演奏です。「ボレロ」は、スネアだけが鮮明な音で、バランス的にもちょっと大きすぎます。まるで、ショスタコの第7番のような怖さがある変な演奏で、狙ってやっているとしたらすごい。各ソロはあまり感心できませんが、トロンボーンのソロだけはかなりインパクトがあって面白いです。とにかくグノーの「ファウスト」好きには絶対に聴いてほしいアルバム。デジタル録音です。

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