ヴィクトール・フェドートフ（指揮）／マリインスキー劇場交響楽団 発売：2004年
Classical Records【ロシア輸入盤】
フェドートフはロシア・バレエの神様として評価が高く、日本でもお馴染みの指揮者です。特に彼のチャイコフスキーのバレエは国内外で高い評価を受けており、「白鳥の湖」も以前国内盤が出ていました（5000円前後で）。この演奏は録音年代が銘記されていませんが、デジタル録音でかなり良質なので、彼の最晩年の貴重な録音と思われます。（国内盤と同一音源の可能性もあります。）このディスクをリリースしたClassical Recordsというレーベルは2002年に立ち上げられたばかりのロシアの新レーベルで、ロシアの貴重な音源と素晴らしいリマスタリングの技術を持っている期待のレーベルです。
何より演奏内容はスヴェトラーノフ盤などとは比較にならないほどデリケートで素晴らしいものです。バレエらしいリズムの躍動感と間の取り方は、さすがとしか言いようがありません。この曲の決定盤といえるでしょう。この曲を愛する方には強くオススメのディスクです。
