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プロコフィエフ/チェロと管弦楽のための交響的協奏曲、マルティヌー/チェロ協奏曲第2番

1-3. プロコフィエフ(1891-1953)/チェロと管弦楽のための交響的協奏曲 ホ短調 Op.125(*)
4-6. ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)/チェロ協奏曲第2番 H.304(+)


ミハル・カニュカ(チェロ)、ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)/プラハ放送交響楽団

録音:2005年3月30日(*)、1999年4月20日(+)、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、ライヴ

プロコフィエフ/チェロと管弦楽のための交響的協奏曲、マルティヌー/チェロ協奏曲第2番

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ミハル・カニュカは、1960年プラハ生まれのチェリスト。7歳のときからチェロを弾き始め、プラハ音楽院でフッフロに師事し、ピアティゴルスキーやナヴァラ、ジャンドロン、トルトゥリエなどチェロ巨匠たちの指導を受けています。また1982年のチャイコフスキー国際コンクールにおいて入賞し、翌1983年の「プラハの春」国際コンクールでは優勝、難関で名高い1986年のミュンヘン国際コンクールでも入賞を果たすなど、国際コンクールでも華々しい受賞歴を誇っています。1995年からはブルノ・フィルの常任ソリストをつとめ、2003年からはプラハ放送響のソリストに指名されています。また、室内楽奏者としても活発に活動しており、プラジャーク弦楽四重奏団のメンバーとしても知られています。近年ではソリストとしての評価がますます高まり、世界中の一流オーケストラと共演し、様々なレーベルから矢継ぎ早にカニュカのアルバムがリリースされています。
このアルバムでもカニュカの卓越した技術と深い音楽性が発揮されており、難曲で知られるプロコフィエフの「チェロと管弦楽のための交響的協奏曲」は、鮮やかなテクニックによる安定感抜群の演奏です。カニュカの温かく優しい音色に加え、ヴァーレク指揮のプラハ放送響の伴奏もどこかのんびり鄙びた雰囲気があって、切れ味やパワーよりも抒情的でロマンチックな音楽に仕上がっています。マルティヌーは、カニュカが近年力を入れている作曲家らしく、チェロ作品をはじめ様々な室内楽作品を積極的にレコーディングしています。「チェロ協奏曲第2番」は、マルティヌーがナチスの侵攻から逃れるためにアメリカへ移住していた時に書かれた作品。第1楽章の抒情的な旋律は、チェコのクリスマス・キャロルに由来するといわれており、マルティヌーの望郷の念がうかがわれるちょっとセンチメンタルな音楽です。カニュカの演奏もマルティヌーへの共感がこもっており、しみじみとした情趣が現れています。

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