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「ピアノ・アット・ザ・カーニヴァル」~ハチャトゥリアン、シューマン、リスト、ドヴォルザークほか

1-5. ハチャトリアン/「仮面舞踏会」組曲(A・ドルハニアン編曲)
6-25. シューマン/謝肉祭 Op.9
26. ショパン/パガニーニの思い出(ヴェニスの謝肉祭)
27. リスト/ハンガリー狂詩曲第9番「ペストの謝肉祭」
28. シドニー・スミス/ヴェルディの仮面舞踏会による華麗なる幻想曲
29. ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
(P・クレンゲル編曲)

アンソニー・ゴールドストーン(ピアノ)   録音:2008-09年

「ピアノ・アット・ザ・カーニヴァル」~ハチャトゥリアン、シューマン、リスト、ドヴォルザークほか

価格:

2,300円 (税込)

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DIVINE ART【イギリス輸入盤】

アンソニー・ゴールドストーンは、リヴァプール出身でマンチェスター音楽院で学び、BBCプロムスにも度々出演、彼が演奏したブリテンの「ディヴァージョン」は作曲者からも絶賛されました。また、キャロライン・クレモウとの夫婦ピアノ・デュオでよく知られており、モーツァルトからシューベルト、現代作品まで広いレパートリーを持っています。彼らはすでに20年以上活動しているベテランで、たくさんの作品を演奏・録音してピアノ・デュオの魅力を伝導し続けています。
このアルバムはゴールドストーンが近年力を注いでいる「ピアノ・アット・ザ・~」シリーズの第2弾で、カーニヴァル(謝肉祭)にちなんだ古今のピアノ曲を収録しています。最初の収録曲は、スケートの浅田真央が使用して一躍有名になったハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」。憂愁を帯びたワルツに始まりますが、最後のギャロップなど酒場のピアノみたいで受けること間違いなし。メインとなるシューマンの大作「謝肉祭」も、技巧的な余裕すら感じさせる見事な演奏で、ドイツ的な堅牢さや重厚さから解放された軽快で生き生きした表現が面白いところです。その後はショパンやリスト、シドニー・スミスといったショウピースが連発の楽しい内容になっています。特にドヴォルザークの「謝肉祭」のソロ・ピアノ版が素晴らしく、凄いテクニックであっさり弾きこなし、しかもこれだけ愉しく聴かせてしまうゴールドストーンはやはりただ者ではありません。

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