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ドヴォルザーク/ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」、メンデルスゾーン/同第1番

1~5.ドヴォルザーク/ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90「ドゥムキー」
6~9.メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49


ボザール・トリオ
【メナヘム・プレスラー(ピアノ)、ダニエル・ギレ(ヴァイオリン)、B・グリーンハウス(チェロ)】

録音:1962年3月(ステレオ)  原盤:コンサート・ホール・ソサエティ

ドヴォルザーク/ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」、メンデルスゾーン/同第1番

価格:

2,394円 (税込)

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DORON【スイス輸入盤】

1964年のシャルル・クロ・ディスク大賞を受賞した、ボザール・トリオの初期の名盤がCDで復活です。1955年結成のボザール・トリオが円熟してきた1962年にスタジオ録音されたもので、このトリオがメンバーが代わっても再録音(少なくとも4,5回)を重ねた得意のレパートリーの原点となった名演です。2008年9月まで活動していたボザール・トリオですが、80歳を超えてなお中心メンバーとしてアンサンブルをリードしていたプレスラーのピアノが、50年前からこれほど瑞々しいものだったのかと驚かされます。晩年のリヒテルが「ボザール・トリオのピアニスト、彼こそが本当に凄い!」と絶賛していた理由が分かります。また、結成当時の最年長メンバーであるヴァイオリンのダニエル・ギレは、トスカニーニのオーケストラであったNBC交響楽団のコンサートマスター。ロシア帝国の出身でパリに学び、エネスコやラヴェルとも交流の深かった人物で、切れ味鋭いヴァイオリンはやはり素晴らしい。チェロのバーナード・グリーンハウスは、フォイアマンとカザルスの愛弟子で、優しく包み込むような上品なチェロが心地よいものです。
ドヴォルザークの「ドゥムキー」はもともと抑揚の激しい曲ですが、ボザール・トリオは予想以上に情熱的な演奏をしており、強弱や緩急のコントラストが強く、強烈なインパクトを与えます。メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第1番」も表現の幅が広く、これ以上ないほど雄弁です。コンサート・ホール・ソサエティ原盤のステレオ録音ですが、フォルテが予想外に力強いせいか、フォルテの時に音が若干割れ気味になるのが惜しいところ。それでも歴史的に貴重な名盤が復活したことは喜ばしいことです。

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