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シェーンベルク、ブーランジェ、フランセ、プーランク/歌曲集

1-15. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):シュテファン・ゲオルゲの「架空庭園の書」からの15の詩
16-19. リリー・ブーランジェ(1893-1918):4つの歌
20-24. ジャン・フランセ(1912-1997):シャルル・ドルレアンの5の詩
25-31. フランシス・プーランク(1899-1963):「画家の仕事」(ポール・エリュアールの詩による7つの歌曲)


ローゼマリー・ラントマン(メゾソプラノ)
アデルハイト・レヒラー、ウルリヒ・アイゼンドーア(ピアノ)

録音:1994年、ヴィースロホ、パラティン文化催事センター、ミンネゼンガーザール

シェーンベルク、ブーランジェ、フランセ、プーランク/歌曲集

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

シェーンベルクの傑作「架空庭園の書」よりとフランス近代の歌曲をカップリングしたアルバム。シェーンベルクといえば、12音技法の創始者として有名ですが、「架空庭園の書」は、12音技法を打ち立てる以前の爛熟したロマン派の表現の内側で新たな音楽の姿を模索し続けていた時期の作品です。紀元前600年ごろにバビロニアの王が宮殿に作ったと言われる空中庭園をイメージし、そこに分け入った主人公の愛と心の動きの変遷を15篇の詩に紡ぎ出しているのが、このシュテファン・ゲオルゲの詩集です。庭園に迷い込み戸惑っている様子とに始まり、そこで熱い愛を吐露し、また愛の終わりを嘆き、諦観をしみじみと語る詩へと続いていきます。やや渋い味わいですが、歌詞と音楽が濃密に結びついた傑作です。
リリー・ブーランジェ(1893-1918)は、フランスの女性作曲家。姉はパリ音楽院の名教授のナディア・ブーランジェです。リリーは若い頃からたいへん病弱でたが、作曲の才能は姉以上で、女性としては初のローマ大賞を受賞するほどでした。リリーはわずか24歳にして世を去ってしまったので、残された作品はごく少ないものの、その魅力に取り憑かれた熱狂的なファンが多いようです。その音楽はドビュッシーにも似た印象主義的なもので、繊細でロマンチックな歌曲や合唱曲はとりわけ人気があります。そのほかフランセとプーランクといった同時代の優れたフランス歌曲を組み合わせた充実した内容と、ローゼマリー・ラントマンの落ち着きのあるソフトな声と凛々しい歌唱は素晴らしいものです。

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