ニコラ・ヴァレ(1583頃-1642頃):前奏曲
ジャン=バティスト・ベザール(1567頃-1617以後):
Ou luis tu soleil de mon ame (*/+)/Beaux yeux qui voyes clairement (*/+)
ニコラ・ヴァレ:ファンタジア(+)
コンスタンティン・ホイヘンス(1596-1687):Quoi Clorinde (*/+)
ニコラ・オトマン(1610頃-1663):バレ(#)
コンスタンティン・ホイヘンス:Graves tesmoins (*/+/#)/セレナード(*/+/#)
ニコラ・ヴァレ:イタリアのパッサメッツォによるファンタジア(+)/前奏曲(+)
フランソワ・リシャール(1600頃-1650):
Les yeux baignez de pleurs (*/+)/Amarante[アマランサス](*/+)/Beaux yeux (*/+)
ゴーティエ?:前奏曲(#)
ミシェル・ランベール(1610-1696):
Ah qui voudra desormais s'engager (*/+/#)
Par mes chants tristes et touchants (*/+)/Vos mespris (*/+)
バスティード氏:Arbres, rochers (*/+/#)
ド・マシー氏(活躍:17世紀後半):シャコンヌ(#)
デュビュイソン氏(1622/1623-1680/1681):ランベール氏の死に寄せる哀歌(*/+/#)
セリーヌ・シェーン(ソプラノ(*))、エドゥアルド・エグエス
FLORA【ベルギー輸入盤】
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に度々参加し、その美貌と美声で聴衆を魅了したベルギー生まれのソプラノ、セリーヌ・シェーンをソリストに迎えた極上の一枚。17世紀のフランス宮廷で歌われていた歌曲を集めたもので、作曲家たちについては何も知らなくとも、優雅で美しい音楽は誰が聴いても魅力的です。古楽界の巨匠ピエルロのヴィオラ・ダ・ガンバは言うに及ばず、エグエスのリュートやテオルボの温かく穏やかな音色もさすがの一言。何といってもセリーヌ・シェーンの官能的な歌声としなやかな表現が陶酔的で、うっとりと聞き入ってしまいます。ブックレットに歌詞(フランス語)が記載されていますが、このレーベルの方針で曲目についての解説はございませんので、予めご了承下さい。デジパック・ケース。