1. モーツァルト(1756-1791)／アヴェ・マリア K.554
2. モーツァルト／アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
3-7. グノー(1818-1893)／ミサ曲 ハ長調 小ミサ曲第４番「チャペルで」
8. ツェリオーリ(1880-1949)／主をほめ讃えよ、すべての人よ
9. ツェリオーリ／天の女王（レジーナ・チェリ）
10. ツェリオーリ／アニュス・デイ
11-16. ツェリオーリ／優しく旋律的なミサ
アドリアナ・ブラゴエヴァ（指揮）／ソフィア少年合唱団
アタナス・アタナソフ(Org) 録音：1990年代
GEGA NEW【ブルガリア輸入盤】
モーツァルト、グノー、ツェリオーリの宗教合唱曲を集めたアルバム。時代や国こ違えども、純真な心が溢れた美しい作品ばかり。モーツァルトの「アヴェ・マリア K.554」や「アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618」は有名な作品ですが、フランスの作曲家シャルル・グノー(1818-1893)の「小ミサ曲第４番」やイタリアの作曲家ジュゼッペ・ツェリオーリ(1880-1949)の作品は大変珍しいものです。グノーといえば、忠実な信仰心を表した晩年の傑作「聖セシリアの荘厳ミサ曲」が有名ですが、「小ミサ曲第４番」も親しみやすい旋律が少年合唱により朗々と歌われる、本当に純真な心が溢れた作品です。ツェリオーリは、オルガニストやピアニスト、教師として活躍し、その作品はほとんどが宗教曲と器楽曲です。誠実な祈りを表現した「優しく旋律的なミサ」やそのほかの小品もとても美しく、埋もれるには惜しい音楽です。
また、天使のようなソフィア少年合唱団の歌声が聴きもの。少年合唱団のストレートで真摯な歌唱はまるで教会で聴いているような敬虔なムードにあふれ、胸にズシンと響く迫力があります。
