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メンデルスゾーン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲、ヴィヴァルディ/「四季」から春、冬

1-3. メンデルスゾーン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調
4-9. ヴィヴァルディ/「四季」から春、冬


スヴェトリン・ルーセフ(ヴァイオリン)、ゲオルギ・チェルキン(ピアノ)
クラシックFMラジオ・ユース室内管弦楽団   録音:2002年11月5日

メンデルスゾーン/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲、ヴィヴァルディ/「四季」から春、冬

価格:

2,150円 (税込)

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スヴェトリン・ルーセフ(スヴェトゥリン・ルセヴ)は1976年ブルガリア生まれの新進ヴァイオリニスト。2001年の第1回仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位に輝いただけあって、このアルバムでもパンチのある激しい演奏ぶりを披露しています。メンデルスゾーンの「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」は、独奏のヴァイオリンとピアノによるドッペル・コンチェルト(二重協奏曲)であり、自宅でのサロン・コンサートで演奏するために作曲された作品といわれています。友人でヴァイオリニストのリーツのヴァイオリンとメンデルスゾーンの姉ファニーのピアノを想定して書かれたらしく、オーソドックスな形式ながらも自由度が高く、ヴァイオリンとピアノの掛け合いが愉しい作品です。以前はほとんど演奏される機会がなかったようですが、近年になってクレーメルとアルゲリッチによる名演をはじめ、様々なヴァイオリニストとピアニストによって相次いでレコーディングされるようになりました。
このルーセフとチェルキンという2人のブルガリアの若手の演奏は、ネーム・バリューこそないものの、はち切れんばかりの情熱あふれる超ハイテンションの面白い演奏です。クレーメル盤に引けを取らないほどルーセフはねじを巻きまくったヴィルトォージティーを発揮しており、ピアノのチェルキンもそれにピッタリと追随し、こんなに華麗な曲だったのかと改めて驚かされます。第1,3楽章のスパイスの効いた激情的な表現は非常にスリリングで、第2楽章は思い切りロマンチックでムーディ。もしこの演奏で「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」を初めて知った方は、なぜこの曲が長らく埋もれていたのか不思議に思われることでしょう。有名なホ短調の「ヴァイオリン協奏曲」がお好きな方ならハマること請け合いです。ボーナス・トラックとして収められたヴィヴァルディの「四季」の春と冬の2曲も、ルーセフのアクの強い自由な表現が面白く、この時代でこれほどの個性を出したヴィルトォーゾ・タイプのヴァイオリニストというのは貴重です。オススメです。

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