カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

ベラルーシ(白ロシア)のクラシック音楽(2CD)

CD1:
1.オレグ・ホドスコ(1964-)/交響曲第4番「白ロシア」(*)
2.3.ヴィクトル・ヴォイティク(1947-)/交響組曲「戯れ」から
        「輪踊り」(第3曲),「クリスマス・キャロル歌手たち」(第4曲)
4.ドミートリ・スモルスキー(1937-)/交響的変奏曲
5.アンドレイ・ムディヴァーニ(1937-)/オスティナート(交響楽のための演奏会用小品)
6.ユーリ・セメニャコ(1925-1990)/オペラ「バラのとげ」から「スヴェトラーナのアリア」(+)
7.セルゲイ・コルテス(1935-)/スペインの喜劇への序曲
8.エウゲネ・グレボフ(1929-2000)/バレエ「小さな王子」から「バラと小さな王子のアダージョ」
9.アナトリー・ボガティレフ(1913-2003)/劇付随音楽「仮面舞踏会」から「ニーナのワルツ」

CD2:
1.アンドレイ・ムディヴァーニ/交響曲第6番「ポロツク写本」から 第1楽章「イメージ」
2.3.ウラディーミル・バブコフ(1960-)/交響曲第1番から 第2楽章,第3楽章
4.ガリーナ・ゴレロワ/オーボエと弦楽のための協奏曲 から 第3楽章「キャッチフレーズ」(#)
5.エウゲネ・ポプラフスキー(1959-)/「デア・ルナ」(**)
6.ヴャチェスラフ・クズネツォフ(1955-)/想像上のバレエからのアダージョ
7.イーゴル・ルチェノク(1938-)/アヴェ・マリア(+)
8.ウラディーミル・ソルタン(1953-1997)/交響楽のための演奏会用ワルツ


グリゴリー・ウラニャン(ヴァイオリン(*))、レーシャ・リュート(ソプラノ(+))
アンドレイ・トカチョフ(オーボエ(#))
ミハエル・スニトコ(指揮)/ロシア国立TV&ラジオ交響楽団
ベラルーシ共和国立アカデミー交響楽団(**)    録音:2002年

ベラルーシ(白ロシア)のクラシック音楽(2CD)

価格:

2,547円 (税込)

[ポイント還元 25ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

OLYMPIA【ロシア輸入盤】

おすすめ

ベラルーシは、旧ソ連から独立した国家の1つで、ロシアやウクライナ、ポーランドなどと接する内陸国。1986年に隣国ウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故による被害が甚大であったことでも知られます。日本ではまだまだ馴染みのないベラルーシですが、その音楽を紹介するようなアルバムはかなり珍しく、ディープなクラシック・ファンには実に興味深い内容です。20世紀後半から活躍しているたくさんの作曲家が紹介されていますが、ほとんど聞いたことのない作曲家ばかり。実際CDを聴いてみると、現代音楽や民族音楽のようなものはなく、意外なほど聴きやすくてビックリ。バブコフの「交響曲第1番」は、ショスタコーヴィチの交響曲のように厳しくダイナミックで、ヴォイティクの交響組曲「戯れ」もまるでショスタコーヴィチの楽しい管弦楽曲のよう。ゴレロワの「オーボエと弦楽のための協奏曲」はバルトーク的、ソルタンの「交響楽のための演奏会用ワルツ」はハチャトゥリアン的、スモルスキーの「交響的変奏曲」やムディヴァーニの「オスティナート」は、日本の芥川也寸志や伊福部昭にも似ていて何だかとても楽しい作品です。ホドスコの交響曲第4番「白ロシア」やムディヴァーニの交響曲第6番「ポロツク写本」は、まさに異国風の神秘的な香りのする素敵な音楽であり、とても新鮮な印象を与えてくれます。ソプラノのきれいな歌が楽しめるグレボフの「スヴェトラーナのアリア」は、レハールのように洒落ており、ルチェノクの「アヴェ・マリア」はゾクゾクするほど色っぽい作品です。日本から遥か離れた馴染みのない土地で、この様な多様な音楽が作られ、演奏されているとは驚きです。全てライヴ録音のようですが、演奏も作品を楽しむに不足はなく、録音も良好です。オススメのアルバムですが、非常に入手困難です。

ページトップへ