イゴール・ストラヴィンスキー(1882-1971):
雲/パストラーレ/S・ゴロデツキーの詩による2つの歌 Op.6
K・バルモントの詩による2つの歌/日本の詩人の詩による3つの歌
3つの歌「幼年時代の思い出」/プリバウトキ(4曲)
猫の子守歌(4曲)/子供のための3つのお話/子守歌
4つのロシア民謡/小さな音楽の枝/シェイクスピアの詩による3つの歌
ディラン・トマス追悼/ふくろうと仔猫
オリガ・ロマンコ(ソプラノ)、ヴィクトル・サモイレンコ(ピアノ)
アレクサンデル・ゴリシェフ(指揮)/ボリショイ劇場室内楽アンサンブル 録音:1993年
OLYMPIA【ロシア輸入盤】
ストラヴィンスキーは、「春の祭典」などで知られる20世紀音楽の革命的作曲家ですが、意外にも歌曲は抒情的でロマンティックな作風のものが多く、「プリバウトキ」や「猫の子守歌」、「ふくろうと仔猫」など可愛らしい作品もあります。歌っているロマンコはモスクワ生まれのソプラノ歌手。イタリアの心を持つロシア人ソプラノと評されるほどプッチーニやヴェルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しています。美しい声を持つロマンコが、故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌い上げています。ロシア語、英語・フランス語の対訳付きです。