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シュポア/交響曲第4番「音の浄化」、歌劇「ファウスト」序曲、歌劇「イエゾンダ」序曲

アルフレート・ヴァルター(指揮)/スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1987年11月25日-28日

シュポア/交響曲第4番「音の浄化」、歌劇「ファウスト」序曲、歌劇「イエゾンダ」序曲

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1,273円 (税込)

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NAXOS【香港輸入盤】

ルイ・シュポア(1784-1859)は、ベートーヴェンとほぼ同時代にドイツ・ウィーンを中心に活躍した作曲家で、自身優れたヴァイオリニストでも指揮者でもありました。本来の名前はルートヴィヒでしたが、大人になってからフランス風の呼び名「ルイ」と名乗り、各地で演奏旅行を行いその名を広くとどろかせました。日本ではさほどメジャーな作曲家とはいえませんが、古典派からロマン派の過渡期の中にあって、魅力的なヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲、室内楽、またハープを含んだ作品を残しています。シュポアは欧米では人気が高いようで、演奏・録音も意外なほど多いですが、交響曲は大作曲家たちと比肩する9つ(しかも10番は未完)もあることはあまり知られていません。
ベートーヴェンの親友でもあった作曲家ルイ・シュポア。最近までは「学習者用のヴァイオリン協奏曲」の作曲家として重んじられることが多かったのですが、彼の交響曲は実はベートーヴェンの作品にも匹敵するほどの大作、力作です。古典的な形式を打破し、作品にタイトルを与えストーリー性を持たせるという試みは、ウェーバーを始めとした作曲家たちに受け継がれていきました。この「交響曲第4番」は、後に彼の妻となるマリアンネ・プファイファーの兄で詩人カールの詩に基づいて書かれた作品です。「音の奉献(浄化とも訳される)」と題された作品は、もともとはカンタータとして想定されましたが、最終的にはテキストに密接に沿った4つの楽章に仕立て、それを交響曲として完成させました。第1楽章では「音の創造」が描かれ、第2楽章はセレナード、第3楽章は"勇気へのインスピレーション"としての行進曲、終楽章では死者の埋葬、安息が祈られます。2つの序曲はシュポアの歌劇作曲家としての才能がはっきりと示されています。

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