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シュポア/交響曲第3番、第6番「歴史的交響曲」

アルフレート・ヴァルター(指揮)/スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1991年11月12日-16日

シュポア/交響曲第3番、第6番「歴史的交響曲」

価格:

1,273円 (税込)

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ルイ・シュポア(1784-1859)は、ベートーヴェンとほぼ同時代にドイツ・ウィーンを中心に活躍した作曲家で、自身優れたヴァイオリニストでも指揮者でもありました。本来の名前はルートヴィヒでしたが、大人になってからフランス風の呼び名「ルイ」と名乗り、各地で演奏旅行を行いその名を広くとどろかせました。日本ではさほどメジャーな作曲家とはいえませんが、古典派からロマン派の過渡期の中にあって、魅力的なヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲、室内楽、またハープを含んだ作品を残しています。シュポアは欧米では人気が高いようで、演奏・録音も意外なほど多いですが、交響曲は大作曲家たちと比肩する9つ(しかも10番は未完)もあることはあまり知られていません。
モーツァルトやベートーヴェンの正統的な後継者として認識されていたドイツの作曲家シュポア(1784-1859)。もともとは優れたヴァイオリニス卜として活動を始めた彼、最初のうちは先輩たちから強い影響を受けた作品を書いていましたが、1828年に発表した「交響曲第3番」では、自信に満ちた堂々たる作風を見ることができます。これは、その前に発表された何曲かのヴァイオリン協奏曲と、2つの交響曲の初演が成功したことが大きな要因でしょう。以降、彼の作品には様々な創意工夫が見られ、1839年の「交響曲第6番」では、120年の音楽の歴史を振り返るという大胆な試みをしています。バロックの後期から、この交響曲が書かれた"時代"を4つに分け、それぞれの年代の作風で作られた楽章で構成されたこの交響曲、ベートーヴェンの時代におけるティンパニのチューニング問題なども含め、たくさんの興味深い事項も内包しています。時代の特徴を知り尽くした上で、若干の批判も込めて書き上げられた力作です。

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