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シュポア/交響曲第2番、第9番「四季」

アルフレート・ヴァルター(指揮)/スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1992年10月26日-30日

シュポア/交響曲第2番、第9番「四季」

価格:

1,273円 (税込)

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ルイ・シュポア(1784-1859)は、ベートーヴェンとほぼ同時代にドイツ・ウィーンを中心に活躍した作曲家で、自身優れたヴァイオリニストでも指揮者でもありました。本来の名前はルートヴィヒでしたが、大人になってからフランス風の呼び名「ルイ」と名乗り、各地で演奏旅行を行いその名を広くとどろかせました。日本ではさほどメジャーな作曲家とはいえませんが、古典派からロマン派の過渡期の中にあって、魅力的なヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲、室内楽、またハープを含んだ作品を残しています。シュポアは欧米では人気が高いようで、演奏・録音も意外なほど多いですが、交響曲は大作曲家たちと比肩する9つ(しかも10番は未完)もあることはあまり知られていません。
1820年のロンドンで作曲、初演されたシュポアの「交響曲第2番」は、熱狂的な賛辞を持ってロンドン市民に迎え入れられました。ハイドンの影響から脱した革新的な書法と、完璧なオーケストレーションで書かれたこの作品で「イングランドで最も成功した作曲家」として讃えられた彼は、以降指揮者、作曲家としてヨーロッパ全域で活躍することとなります。それから30年、不慮の事故で怪我を負ったシュポアは、体調不良の中「第9」交響曲を書き上げます。この曲には、恐らく1824年に彼が指揮したシューマンの「春」の影響があると考えられていますが、シュポア自身は各楽章に詳細な説明を施してはいません。しかし曲の至るところから感じられる自然の息吹からは、シュポアの信念であった「生きる喜び」が感じられます。

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