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レスピーギ/交響的印象「教会のステンドグラス」、ブラジルの印象、ロッシニアーナ

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
1-4. 交響的印象「教会のステンドグラス」 P.150

   エジプトへの逃避/大天使ミカエル/聖クララの朝の祈り/大聖グレゴリウス
5-7. ブラジルの印象 P.153
   熱帯の夜/ブタンタン/歌と踊り
9-12. ロッシニアーナ P.148
   カプリとタオルミーナ/嘆きの歌/間奏曲/純潔のタランテラ

ジョアン・ファレッタ(指揮)/バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団   録音:2006年3月20,21日

レスピーギ/交響的印象「教会のステンドグラス」、ブラジルの印象、ロッシニアーナ

価格:

1,273円 (税込)

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NAXOS【香港輸入盤】

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)といえば、「ローマ三部作」でよく知られるイタリアの作曲家。最近は「ローマ三部作」以外の管弦楽曲や室内楽曲、歌曲も演奏・録音の機会が増えつつあり、新たな魅力があることをアピールするディスクが続々リリースされています。このアルバムはレスピーギの比較的珍しい管弦楽曲を取り上げた好企画で、いずれも「ローマの松」と「ローマの祭り」の間の1925-1927年に作曲された作品で、レスピーギの最盛期ともいえる充実した時期のものです。中でも「教会のステンドグラス」は、「ローマ三部作」以上に精緻なオーケストレーションが用いられたエキゾチックで不思議な味わいの作品です。第1曲から第3曲まではもともと「グレゴリオ旋律による3つの前奏曲」というピアノ曲が原曲ですが、彼が生涯をかけて研究した古代の旋法をふんだんに使いつつ、近代的なオーケストレーションを施した作品です。最近は吹奏楽版にも編曲され絶大な人気を誇っています。
「ブラジルの印象」は、ブラジル旅行の印象をもとに作曲された作品で、そのときに触れたいくつもの音楽をモチーフが使われています。とはいってもブラジルの情景描写ではなく、ブラジルの空気感を表したようなフランス近代風の洒落た音楽で、全曲の半分以上を占める第1曲目「熱帯の夜」は暑く湿った空気がまとわりつくよう。2曲目の「ブタンタン」はサン・パウロの毒蛇研究所の名前であり、「怒りの日(ディエス・イレ)」の主題が使われているのも面白いところ。3曲目の「歌と踊り」は陽気でゴキゲンなブラジル人気質を表現しています。「ロッシニアーナ」は、タイトル通りロッシーニの最晩年の作品「老いの過ち」に基づいて作られた編曲もの。魅力的な旋律とカラフルなオーケストレーションはさすがレスピーギで、賑やかで楽しい4曲目の「純潔のタランテラ」が聞きものです。

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