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カステルヌォーヴォ=テデスコ/ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
1-3. ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 「イタリア協奏曲」 Op.31
4-6. ヴァイオリン協奏曲第2番 「予言者」 Op. 66


楊天堝(ヴァイオリン)
ピーテル=イェレ・デ・ブーア(指揮)/バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送交響楽団

録音:2012年11月11-15日

カステルヌォーヴォ=テデスコ/ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番

価格:

1,273円 (税込)

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イタリアの作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)は、その生涯に200以上もの作品を書きましたが、そのどれもが親しみやすいメロディと明確な形式を用いているため、今でも多くの演奏家と聴き手を魅了して止みません。カステルヌオーヴォ=テデスコは、ファシズムの台頭ほ避けて米国に移住した後は、映画音楽のジャンルでも活躍し、彼の本領は管弦楽曲にあるともいわれています。しかし、とりわけギター曲にはすばらしい物が多く聴き応えのある作品が並んでおり、ギターの巨匠セゴビアとの出会いから生まれたギター作品(「プラテーロと私」や「ギター協奏曲」)がよく知られています。
そのため、日本では「ギター曲作曲家」として認知されがちなカステルヌオーヴォ=テデスコですが、最近彼の管弦楽曲や協奏曲が相次いでリリースされることで、その風向きも変わってきたようです。もともとは優れたピアニストであった彼ですが、1924年に最初の管弦楽作品「イタリア協奏曲」を書くことを思いつきました。彼の友人のヴァイオリニスト、マリオ・コルティはこの当時発表されたシマノフスキの「神話」を参考にするようにと提案しましたが、彼が最終的に取り入れたのは17世紀から18世紀にかけての作品…ヴィヴァルディを思わせるスタイルでした。もちろんかなりモダンな味付けがされていますが、なかなかステキな作品となっています。ハイフェッツに委嘱された「協奏曲第2番」は良く知られた作品で、題材は旧約聖書やユダヤ教の典礼から取られており、彼自身もユダヤの血を引いていることから、当時蔓延していた「反ユダヤ主義」をはねのけるほどのパワーと輝きを持つ力作となっています。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する若きヴァイオリニスト楊天堝(ティアンワ・ヤン)のパワフルなソロは、厚みのあるオーケストラの音色から一歩抜きん出る輝きを放っています。

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