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ハイドン/ヴァイオリン協奏曲集、チェロ協奏曲集(2CD)

ヨゼフ・ハイドン(1732-1809):

CD1:
1-3. ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIa-1
4-6. ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調 Hob.VIIa-3
7-9. ヴァイオリン協奏曲第4番 ト長調 Hob.VIIa-4

CD2:
1-3. チェンバロとヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 Hob.XVIII-6
4-6. チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
7-9. チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb-2


サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、クリスティーヌ・ワレフスカ(チェロ)
ブルーノ・カニーノ(チェンバロ)、イギリス室内管弦楽団
サルヴァトーレ・アッカルド(指揮,CD1,CD2:1-3)、エド・デ・ワールト(指揮,CD2:4-9)

録音:1980年5月(CD1,CD2:1-3), 1972年1月(CD2:4-9)

ハイドン/ヴァイオリン協奏曲集、チェロ協奏曲集(2CD)

価格:

2,343円 (税込)

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NEWTON【オランダ輸入盤】

1761年、ハイドンがエステルハージ家の副楽長となってすぐ、彼は楽団に何人かの注目すべき演奏家がいることに気が付きました。まずは交響曲の中で彼らに素晴らしいソロ・パートを与え、次にはヴァイオリン奏者、ルイージ・トマジーニとチェロ奏者ヨーゼフ・バイグルのために一連の協奏曲を書きました。これらの作品は長い間忘れ去られていましたが、20世紀になってようやく再発見され(有名なチェロ協奏曲に至っては、1950年代まで陽の目をみることはありませんでした)、現在では大切なレパートリーになっています。そんなハイドンのヴァイオリン協奏曲を、驚異的なテクニックをもつパガニーニのスペシャリストとして名高いアッカルドが丁寧に演奏しています。最近の風潮は、古楽器演奏によるきびきびとしたテンポ設定が主流ですが、この録音の頃はまだそのようなスタイルの演奏はほとんどなく、落ち着いたテンポでメロディをしっかり歌わせ、まるでロマン派の曲のような風情を持たせています。
2つのチェロ協奏曲は、アメリカの女性チェリスト、クリスティーヌ・ワレフスカの代表的名演として知られているもの。ワレフスカは、13歳でピアディゴルスキーに師事し、アメリカ楽壇にデビューしました。さらに16歳の時にフランスへ留学し、パリ音楽院でモーリス・マレシャルに師事。アメリカ人としては初めてチェロと室内楽を1等で卒業し、ヨーロッパ中で演奏家活動を行うようになりました。特に史上最強のチェリストと謳われたエニオ・ボロニーニが、彼女を自分の娘のように可愛がったことでも知られています。ワレフフカは、20歳の頃からフィリップス・レーベルの専属アーティストとなり、ドヴォルザーク、サン=サーンス、プロコフィエフ、ハチャトゥリアン、ヴィヴァルディ、ハイドンといった主要な協奏曲作品の録音を行い、またハチャトゥリアンやグローフェなど多くの作曲家から作品を献呈されました。しかし、その後長らく演奏活動から遠ざかってしまい、彼女のアルバムも今ではほとんどが廃盤で聴くことができなくなってしまいました。この録音は、ワレフスカがデビューした頃の録音で、艶やかな明るい音色とダイナミックで情熱的な表現は、奔放で色気がたっぷり。

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