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ショスタコーヴィチ/交響曲第5番(ピアノ4手版)、シューベルト/「グラン・デュオ」ソナタ

1-4. シューベルト/4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 D.812「グラン・デュオ」
5-8. ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 ニ短調 Op.47(ピアノ4手版)


グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ   録音:2005年

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番(ピアノ4手版)、シューベルト/「グラン・デュオ」ソナタ

価格:

2,343円 (税込)

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NEOS【ドイツ輸入盤】

ショスタコーヴィチの代表作「交響曲第5番」をピアノ四手で弾いて面白いのか?と思われるかも知れませんが、実は作曲者本人が承認したヴァージョン。ショスタコーヴィチは自作の交響曲を必ずピアノ4手に編曲し初演前に友人と弾いたと言われており、これもそうした際に作成された版と思われます。オーケストラ版と多少の違いはあるものの、ほぼそのまま4手ピアノに置き換えられており、スッキリと聞きやすいものです。ショスタコーヴィチらしいギシギシした和音がはっきり聞き取ることができ、内声部の動きや低音部の進行もより明確に感じることができるので、この曲のファンにとっては非常に興味深い演奏といえるでしょう。長らく第一線で活躍し続けているベテラン・デュオ、グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオの演奏も、優れたアンサンブルにより極めて明快で力強い表現をしています。
一方のシューベルトの「4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調」は、連弾曲というジャンルにしてはあまりにも巨大な45分あまりの大曲。「グラン・デュオ」という名称は、シューベルト自身がつけたものではなく、1837年にアントン・ディアベッリによって初出版された際につけらたものですが、4手ピアノ曲の大作・傑作として相応しいネーミングです。以前はこの作品が、シューベルトの幻の交響曲「グムンデン=ガシュタイン交響曲」ではないかと言われていたほどで、シューマンもこの作品を交響曲のピアノ編曲版だと思っていたそうです。実際に名ヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムがこの曲をオーケストレーションした「交響曲 ハ長調 D.812」は、たびたび演奏・録音される機会もあります。たしかにこの「4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調」は、規模だけでなく、4つの楽章の構成や内容もまさにシンフォニックなもの。特に4楽章の終末におけるテンポ・アップと盛り上がりぶりは、まさに交響曲的です。デジパック・ケースです。

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