カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

プラッティ/チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集、リチェルカーレ集

ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ(1697-1763):
  1-4. 3声のソナタ WD.683  5-8. 3声のソナタ WD.689
  9-12. リチェルカーレ第1番  13-16. 3声のソナタ WD.678
  17-20. チェンバロ・ソナタ第12番 ハ長調 21-24. リチェルカーレ第1番
  25-28. ソナタ ト短調


セバスチャン・ヘス(バロック・チェロ)、リュディガー・ロッター(ヴァイオリン)
フローリアン・ビルサク(フォルテピアノ)

録音:2010年8月26-28日、ドイツ、ヴィーゼントハイト、聖マリティウス・バロック教会

プラッティ/チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集、リチェルカーレ集

価格:

2,291円 (税込)

[ポイント還元 22ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

OEHMS【ドイツ輸入盤】

ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ(1697-1763)はイタリアに生まれ、のちにドイツのヴュルツブルクの宮廷に仕えた作曲家。イタリアで歌とオーボエ、ヴァイオリンを学び、当時発明されたばかりのフォルテピアノも習得し、この楽器のためにソナタを作曲しています。その後、25歳の時にビュルツブルクの大司教ヨハン・フィリップ・シェーンボルンに招かれ、バンベルクとビュルツブルクを治めていたビショップ王子の宮廷楽師となります。ここで、8人の子どもを持つソプラノ歌手、テレジア・ラングプリュックナーと結婚し、生涯をビュルツブルクで過ごしました。自身、オーボエの名手であったため、最初はオーボエ奏者として雇われますが、彼はチェロやヴァイオリン、チェンバロなども巧みに演奏し、テノール歌手としても活躍、やがては作曲家としても才覚を発揮したという多彩な才能を持った人物でありました。以前はほとんどプラッティの作品を聴く機会がなかったものの、ピリオド楽器の隆盛に伴い、近年はチェンバロやフルートのためのソナタ集、合奏協奏曲などが次々に演奏・録音されるようになりました。
優れたオーボエ奏者でありテノール歌手でもあったプラッティの作品は、どれもが美しいメロディに彩られた、明るく活力のあるものです。彼は楽器製作者のクリストフォリが発明したばかりのフォルテピアノの演奏法を早々と習得したことでも知られるほどの鍵盤楽器の名手でもあり、この「トリオ・ソナタ」集でも通奏低音の果たす役割が大きいであろうことは想像に難くありません。もちろん譜面には最低限の情報しか記載されてはいない時代ですので、奏する場合には演奏者の解釈が必要になってくるのですが、この演奏は、屈託のない流麗な響きに彩られた見事な完成形の音楽を楽しむことができるのです。これぞ「イタリア・バロック」です。

ページトップへ