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ブルックナー/交響曲第7番

ファビオ・ルイージ(指揮)/ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団

録音:1998年4月4-6日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ録音)

ブルックナー/交響曲第7番

価格:

2,400円 (税込)

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ORF(オーストリア放送協会) 【オーストリア輸入盤】

ファビオ・ルイージは、1959年イタリアのジェノヴァ生まれの指揮者。ニコロ・パガニーニ音楽院を卒業後、イタリアの名ピアニストアルド・チコッリーニの知遇を得てパリ音楽院へ留学し、指揮者を志すようになりました。グラーツ音楽大学で名指揮者ミラン・ホルヴァートに師事し、1983年最優秀で指揮のディプロマを取得し、1984年イタリアで指揮者デビューを果たしました。ルイージは主にドイツやオーストリーアの歌劇場で経験を積んでいき、1995年にはウィーン・トーンキュラスター管弦楽団、1996年にMDR(中部ドイツ放送)交響楽団、1997年にスイス・ロマンド管弦楽団、2007年にシュターツカペレ・ドレスデンとザクセン州立歌劇場、といった一流オーケストラの音楽監督や首席指揮者に次々と任じられ、大いに注目を集める存在となりました。現在はウィーン交響楽団やメトロポリタン歌劇場の首席指揮者を兼任しています。
まさに旬の指揮者といえるファビオ・ルイージは、マーラーやフランツ・シュミット、R・シュトラウスといった後期ロマン派を得意としていますが、実はブルックナーもたいへん評判が良く、シュターツカペレ・ドレスデンとの交響曲第9番のアルバムは大変高く評価されています。また、2013年のウィーン響との第7番のライヴ演奏も熱狂的な大成功を収めました。このアルバムは、それらに先立つ1998年のウィーン・トーンキュンストラー管とのライヴ録音で、やはり非常に優れた演奏ですが、当初は自主制作盤でリリースされていたため、一部のマニアにしか知られていません。トータル70分以上もかけたじっくり型の耽美的な演奏スタイルで、特に第1,2楽章はゆったりしたテンポでひたすら丁寧に歌い尽くし、美しい響きのオンパレード。後半も充分に力強いものの、フォルテシモが決して大げさにならず、洗練されたフォルムと上品なバランス感覚がルイージの最大の美点といえるでしょう。トーンキュンストラー管も緻密なアンサンブルで大健闘しており、ウィーンのオーケストラらしい美しい響きはさすが。隠れた名盤としてオススメです。

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