J・S・バッハ(1675-1750):
1-3. 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
4-8. リュート組曲 ハ短調 BWV.997
9-14. リュート組曲 ト短調 BWV.995
15-20. リュート組曲 ホ長調 BWV.1006a
ペーター・ワルドナー(ラウテンクラヴィーア) 録音:2007年2月18日(ライヴ)
ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】
バッハのリュート曲を、ラウテンクラヴィーアで演奏したもの。ラウテンクラヴィーアとは、リュートの音色を奏でるという珍しい鍵盤楽器で、文献では古くから知られており、バッハの遺品の中にもあったことが分かっています。ガット弦を使用していたと推測されているものの、現存する楽器が残っていないため、実態は謎に包まれています。ここでは、18世紀の音楽理論学者ヤコブ・アドルングの記述に基づき、米国のキース・ヒルが1999年に復元したナイロン弦を用いた楽器を使用。独特な音色が美しく、リュート原曲の作品のみならず、「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番」の編曲作品も新たな魅力を得ています。演奏しているペーター・ワルドナーは、1966年に南チロルのフィンシュガウ生まれのオーストリア人鍵盤奏者。地元のインスブルックを拠点として活躍しています。バッハ・ファン注目のアルバムです。
こちらの商品はボーナスDVD付きですが、残念ながらPAL仕様なので通常の日本製DVDプレーヤーでは視聴することができません。予め御了承のうえお買い求めいただきますようお願い致します。