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プレイエル/弦楽四重奏曲集

イグナッツ・ヨーゼフ・プレイエル(1757-1831):
1-3. 弦楽四重奏曲 ト短調 Ben339
4-6. 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Ben367
7-9. 弦楽四重奏曲 ニ長調 Ben342
10-12. 弦楽四重奏曲 ト長調 Ben332


ウィーン・アルティス四重奏団
  ペーター・シューマイヤー、ヨハネス・マイスル(ヴァイオリン)
  ヘルベルト・ケーファー(ヴィオラ)、オトマール・ミュラー(チェロ)

録音:2006年12月18、21、22日

プレイエル/弦楽四重奏曲集

価格:

2,400円 (税込)

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ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】

イグナッツ・ヨーゼフ・プレイエル(1757-1831)は、モーツァルトほぼ同じ頃ウィーン近郊に生まれた作曲家。プレイエルはヴァンハルやハイドンに師事し、特にハイドンは密接な関係を保ちました。プレイエルは大変な多作家で、41の交響曲、70の弦楽四重奏曲、いくつかの弦楽五重奏曲とオペラなど、生涯に600曲あまりを作曲し、聴衆からの人気も抜群でしたが、死後は演奏機会がめっきり少なくなってしまいました。むしろプレイエルはパリに移住してから、楽譜出版を手がけ、さらにピアノの生産事業も始めたことで重要な役割を果たしたといえるでしょう。プレイエルのピアノは、現在でもフランス・ピアノの代表として生産を続けており、ショパンにも愛された名器として伝統と格式を保っています。
近年になって作曲家としてのプレイエルの再評価がようやく進み、交響曲や弦楽四重奏曲が相次いでレコーディングされるようになりました。プレイエルの後半生は楽譜出版とピアノ製作に追われたため、彼の作品は殆どが前半生に作曲されたものばかりであり、晩年のハイドンやモーツァルトとほぼ同時代にあたります。また、ハイドン(1732年生まれ)とベートーヴェン(1770年生まれ)のほぼ間の世代にあたるため、両者の間に位置する弦楽四重奏の形態を知るには打ってつけです。古典派らしい端正なプレイエルの音楽は、豊かなメロディや均整のとれた構成が素晴らしく、当時の聴衆が彼を正しく評価していたことがわかります。シリアスでスケールが大きいト短調の作品、安らぎに満ちた優美なト長調の作品、愛らしいメロディが非常に美しいニ短調の作品などバラエティも豊かで、プレイエルの実力を知るには格好のアルバムといえるでしょう。1980年結成のベテラン四重奏団であるウィーン・アルティス四重奏団の演奏も極上です。

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