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ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲全集(4CD)

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):

CD1:
1〜4.ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」 Op.97
5.「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド Op.121a
6〜8.ピアノ三重奏曲第11番 変ホ長調 WoO.38
9.ピアノ三重奏曲第12番 アレグレット 変ホ長調 Hess.48

CD2:
1〜4.ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 Op.1 No.2
5.ピアノ三重奏曲第10番「創作主題による変奏曲」 変ホ長調 Op.44
6〜9.ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70 No.2

CD3:
1〜4.ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.1 No.1
5〜7.ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 「街の歌」 Op.11
8〜10.ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 「幽霊」 Op.70 No.1

CD4:
1〜4.ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1 No.3
5〜10.三重奏曲 変ホ長調 Op.38
(七重奏曲 Op.20よりベートーヴェン自身による編曲)
11.ピアノ三重奏曲第9番 アレグレット 変ロ長調 WoO.39

ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット   録音:2007年

ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲全集(4CD)

価格:
2,980円(税込)
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PHOENIX EDITION【ドイツ輸入盤】

ベートーヴェンはその生涯のほとんど全ての時期にピアノ三重奏曲を作曲しています。初期の習作から晩年の円熟した作品までどれもが独創性に富んだ、まさに「通のため」の音楽です。名曲として有名な第7番「大公」は優雅さと堂々とした気品を備えた40分もかかる大作ですが、「幽霊」や「街の歌」などは25分ほどの中規模作品で、軽妙でサロン的な親しみやすさがあり、第10番や第11番は15分程度というコンパクトな作品です。また、このアルバムでは、ベートーヴェンがピアノ三重奏のための書いた全ての作品を網羅しており、初期作品や第9番や第12番の断章といった滅多に聴くことのできないものまで含まれています。さらに、第4番「街の歌」は通常クラリネット、チェロ、ピアノの編成ですが、クラリネットの部分をヴァイオリンが演奏している版を使用し、「三重奏曲 変ホ長調 Op.38」は、ベートーヴェンの名刺代わりの曲として当時大人気だった「七重奏曲」をピアノ・トリオ用に編曲したもので、マニアックなほど興味深いアルバムです。
ここで演奏している「ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット」は、1992年にウィーン音楽大学のマスタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたハイドンのスペシャリスト集団。1995年にアイゼンシュタットのエステルハージ城で開催されたハイドン・フェスティヴァルで43曲のピアノ三重奏曲全てを演奏して一躍脚光を浴びました。古典派から現代音楽まで幅広いレパートリーを有しており、CAPRICCCIOレーベルに録音したハイドンやシューベルトのピアノ・トリア全集は、現代の決定盤というべき存在となっています。ここでのハイドン・トリオ・アイゼンシュタットの演奏もバランスのとれた自然体の表現が実に心地よく、輝かしい響きと伸びやかな歌で満たされています。ベートーヴェンの室内楽といえば、やたら肩肘の張った情熱的な演奏が多いものですが、ハイドン・トリオ・アイゼンシュタットの演奏は繊細でスマート。洗い立ての真っ白なタオルのような爽やかで温かみのある演奏は、今後も多くの方に愛されていくことでしょう。オススメです。2枚分サイズの厚めのケースです。