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チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」、アーベル/弦楽合奏のためのロンド・レジエロ

1-4. チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
5-7. アーベル/弦楽合奏のためのロンド・レジエロ


アルヴィド・ヤンソンス(指揮)/シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1971年5月18日、ドレスデン・クルトゥア・パラスト(ステレオ録音、ライヴ)

チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」、アーベル/弦楽合奏のためのロンド・レジエロ

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2,138円 (税込)

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今をときめく指揮者マリス・ヤンソンスの偉大なる父アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)。レニングラード・フィルの黄金時代の指揮者を務め、我が国には手兵などと度々来日するのみならず、東京交響楽団にも名誉指揮者として客演を繰り返しました。実際にはレパートリーは非常に広く、優秀なオーケストラ・トレーナーとしても知られ、東京交響楽団初客演時には、「鉛を金に変えた」とまで絶賛されました。マリスがインターナショナル的な音楽を志向しているのと対照的に、アルヴィドは19世紀にルーツをもつ巨匠らしく、その個性的で重厚な表現は圧倒的。レコードが極端に少ない故に、没後20年少々なのに巨匠の名が忘れられかけているのは残念です。
そのアルヴィド・ヤンソンスの「悲愴」は、意外にも音盤としては初レパートリーとのことで、さらにシュターツカペレ・ドレスデンの「悲愴」も初めて!演奏時間からも想像できるように、恰幅よく存分に歌わせて、さらに嘆き絶望する。ロマンの香ムンムン漂う情熱的な名演奏です。木管のとろけるような美しさ、弦楽合奏の粘るような魅惑、そしてゾンダーマンのティンパニが炸裂する非の打ち所のない「悲愴」です。カップリングはJ・S・バッハの高弟であるカール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787)の弦楽合奏による「ロンド・レジエロ」。ちょっと珍しいバロック音楽ですが、とても美しい佳曲であり、シュターツカペレ・ドレスデンの弦の美しい音色が堪能できる興味深い演奏です。東ドイツに定期的(ほぼ毎年)に客演していたアルヴィド・ヤンソンスですが、至宝とも言われたシュターツカペレ・ドレスデンとの共演が、このようなステレオ録音で遺されていたことは極めて幸運といえるでしょう。

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