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ドナトーニ/室内楽作品集

フランコ・ドナトーニ(1927-2000):
1. グリリーのために
2. 歌
3. ルーメン
4. アッシュ
5. アルページエ
6. ウルティマ・セーラ
7. ミ・ラッコンタイ・ネッロンブラ
8. ペル・リトルナーレ・ア・ノッテ・アンティカ・エ・カルマ
9. ラ・フオーリ、イル・ヴェント
10. ストラニエーロ・クイ・コメ・ダッペルトゥット
11. シ・ペル・メ・マテルナ
12. イル・ロンツィオ・ケ・サッチェントゥア
13. マラート、エ・イン・ウン・クレプスコーロ・ディ・スパーデ


アンドレア・モリーノ(指揮)/グルッポ・ムジカ・インシエメ
ルイザ・カステッラーニ(ソプラノ)

録音:1993年

ドナトーニ/室内楽作品集

価格:

2,190円 (税込)

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STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】

フランコ・ドナトーニ(1927-2000)は、イタリアの現代音楽の作曲家で、ブーレーズやシュトックハウゼンと同世代にあたります。イタリア人としてはベリオ、ノーノ、ブソッティら以上に多大な影響力を持っていものの、ドナトーニが世に知られたのは比較的遅く、日本での知名度はいまひとつかもしれません。ドナトーニは器楽曲や室内楽作品に力を注いでいたため、舞台作品で話題になることが少なかったためともいわれています。ペトラッシの大ファンであったドナトーニは、若いころから作曲家を志し、ミラノ音楽院でエットレ・デスデリに、ボローニャのマルティーニ音楽院でリノ・リヴィアベッラに師事し、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアでピツェッティの上級作曲コースを卒業しました。マデルナと出会ってから、ダルムシュタット音楽祭に参加し、新古典主義的な作風からポスト・ウェーベルン的な書法を経て、ジョン・ケージの影響を受けた図形楽譜による作曲に傾斜。その後、引用やオートマティズムによる作曲技法を展開して調性音楽へ帰依し、現代音楽の主鉱脈を一周したドナトーニは、卓越した作曲技法を持った20世紀音楽の集大成的な存在になりました。このアルバムは、そんなドナトーニのディスコグラフィを補うべく、これまで顧みられることの少なかった作品の真価を示したSTRADIVARIUSレーベルの意欲的なアルバムの1枚です。

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