1. ファリャ(1876-1946):ドビュッシーの墓碑銘への賛歌(*)
2-8. ファリャ/リョベート編曲:7つのスペイン民謡(+/*)(++)
9. ファリャ/リョベート編曲:バレエ「三角帽子」より 粉屋の踊り(*/#)
10-14. ファリャ/リョベート編曲:バレエ「恋は魔術師」より
漁師の歌(*),鬼火の踊り(*),パントマイム(*/#),真夜中(*/#),火祭りの踊り(*/#)
15. ファリャ/リョベート編曲:スペインの4つの小品 より クバーナ(*/#)
16-24. ミゲル・リョベート(1878-1938)作曲・編曲:「リラ・オルフェオ」(1900)(**)
ラファエル・ミトハナ(1869-1921):セギディーリャス
リラ・オルフェオのための編曲集;
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニのメヌエット,ベートーヴェン:メヌエット,
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニのセレナード,ショパン:前奏曲,
メンデルスゾーン:ロマンス,シューマン:ロマンス,無言のロマンス
メンデルスゾーン:ロマンス
25-27. ミゲル・リョベート:3つのカタルーニャ民謡(++)
28. イサーク・アルベニス(1860-1909):グラナダ
ステファノ・グロ
STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】
ミゲル・リョベート(1878-1938)は、フランシスコ・タレガ(1852-1909)に師事したスペインの高名なギター奏者であり、作曲家でもありました。リョベートの作品は伝統的なロマン派の音楽にスペインの民族音楽の要素を取り込み、親しみやすいメロディーと美しい和声が詩的情緒をかき立てます。また、アレンジャーとしても傑出した才能を発揮し、リョベートのオリジナル作品もアレンジ作品も、ギターと楽器の特性を最大限にまで引き出し、徹底的にこだわりぬかれた音やリズムの配置に特長があります。さらに、リョベートはギター・デュオやギター・アンサンブルの先駆者でもありました。彼の教え子である天才少女マリア・ルイサ・アニード(1907-1996)とともに、1925年6月9日にブエノスアイレスのサロン・アルヘンティーナにおいて最初のギター・デュオ・コンサートを開きました。そのコンサートこそ、室内楽としてのギター・デュオの輝かしい歴史が開かれた瞬間でした。当アルバムはリョベート&アニード・デュオの公式レパートリーを収録したもので、『ユモレスク』(STR33815)というアルバムに収録された2つのギターのための編曲集と合わせてその全集となります。
冒頭に置かれたファリャの「ドビ