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「サクソフォン・カラーズ」~サクソフォンとピアノのためのイタリアとフランスの音楽(2CD)

CD1:綱渡りの術~サクソフォンとピアノのための新しいイタリア音楽
1.ジョヴァンニ・ソリーマ/発作断片
(1995/2001)
2.ダニエーレ・サルヴァトーレ/ヘリン(1999)(*)
3.ジョヴァンニ・ソリーマ/ヤフ(1999)
4.アンドレア・ドゥルベッコ/民謡(2000)
5.エミリオ・ガランテ/南南東に(1999)
6.フィリッポ・デル・コルノ/綱渡りの術(2000)
7.ロベルト・アンドレオーニ/電撃戦(2001)
8.ロレンツォ・フェレーロ/マイ・ブルース(1982)
9.カルロ・ガランテ/秋の幾何学(1995)
10.カルロ・ボッカドーロ/フロリーとヘルバ(1997)

マリオ・マルツィ(サクソフォン)、パオロ・ザンニーニ(ピアノ)
アルノルド・フォア(語り(*))、カルメロ・ジュリアーノ・グロット(打楽器)   録音:2001年

CD2:ラプソディ・フランセーズ~サクソフォンとピアノのためのフランス音楽
1~2.ジャック・イベール(1890-1962)/室内小協奏曲
(1933)
3.アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)/幻想即興曲(1953)
4~6.ダリュス・ミヨー(1892-1974)/スカラムーシュ Op.165c(1939)
7.クロード・ドビュッシー(1862-1918)/狂詩曲(1903)
8~12.ジャン・フランセ(1912-1997)/5つの異国の舞曲(1961)
13.フロラン・シュミット(1870-1958)/伝説 Op.66(1918)
14.アルフレッド・デザンクロ(1912-1971)/前奏曲、カデンツァと終曲(1956)

マリオ・マルツィ(サクソフォン)、パオロ・ザンニーニ(ピアノ)   録音:1999年

「サクソフォン・カラーズ」~サクソフォンとピアノのためのイタリアとフランスの音楽(2CD)

価格:

2,852円 (税込)

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STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】

イタリアの現代サクソフォンの作品とフランス近現代のサクソフォンの主要なレパートリを集めたアルバム。もともとは別売だったマルツィの2つアルバムを、新たにリマスターを施してセット化したお得なアルバムです。1枚目の「サクソフォンとピアノのための新しいイタリア音楽」は、タイトルどおり20世紀末の新しい作品が集められていますが、どの作品も現代的な響きや技法を用いているものの、小難しい実験的な手法に終始するわけではありません。マルツィのソロには常に歌心が感じられ、ユーモアが隠し味になっているどこかコミカルな音楽にはイタリア人らしい陽気さがあって、意外に親しみやすいものです。中でもアルバムタイトルにもなっているフィリッポ・デル・コルノの「綱渡りの術」やカルロ・ガランテの「秋の幾何学」は、多彩な響きが新鮮で面白い作品です。マルツィの優れた技巧を余すことなく発揮された会心のアルバムです。
2枚目の「サクソフォンとピアノのためのフランス音楽」は、単体でも人の高かったアルバム。イベールやミヨー、フランセなどの機知に富んだ作品は、いまだ人気の高い曲でもあり、初めて聴かれる方でも、いかにもフランス陽気でオシャレな音楽に納得していただけることでしょう。とりわけイベールの「コンチェルティーノ・ダ・カメラ(室内小協奏曲)」やフランセの「5つの異国の舞曲」は、いかにもラテン的なゴキゲンな演奏。ザンニーニのピアノ伴奏とともに、キレのよい表現でグイグイ引っ張っていく様がとても心地よく、サクソフォーンならではの明るい音色と歌に魅せられます。また、ドビュッシーやフロラン・シュミット、サクソフォーンではお馴染みのデザンクロの作品では、過度に派手になることなく、意外にも生真面目でクールな演奏をしています。曲によって音色や表現の明暗や硬軟を使い分けているところにマルツィの幅広い音楽性を感じていただけることでしょう。
マリオ・マルツィ(1964-)は、イタリアを代表するサクソフォン奏者で、ロッシーニ音楽院で、マリエロとモンデルチに師事し、フランスのボルドー音楽院でロンデックスに師事しました。現在はミラノのヴェルディ音楽院などで後進の指導にあたるかたわら、ソロ活動やアンサンブル活動(イタリア・サクソフォン・アンサンブルなど)も活発に行っています。また、名門ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席サックス奏者を務めています。

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