ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):音楽の練習帳[Essercizi Musici]から
1-3. リコーダーと通奏低音のための独奏曲 ハ長調
4-7. リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調
8-11. リコーダー、チェンバロのオブリガートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ長調
12-15. ヴァイオリンと通奏低音のための独奏曲 ヘ長調
16-21. チェンバロのための独奏曲 ヘ長調
22-25. リコーダー、チェンバロのオブリガートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ長調
ステファノ・バリャーノ(リコーダー)、クラウディオ・アストロニオ(チェンバロ)、フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン)
コレギウム・プロ・ムジカ 【ピエトロ・ボスナ(チェロ)、マルコ・ファッキン(チェンバロ)、ピエトロ・プロッセル(テオルボ)】
録音:2002年9月22,23日 発売:2008年
STRADIVARIUS【イタリア輸入盤】
テレマンの「音楽の練習帳」は、当時家庭で親しまれていた楽器(チェンバロ、リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリン、オーボエなど)をさまざまに組み合わせた編成の24曲から成る曲集です。テレマンの存命中の1739年から1740年にかけてハンブルグで出版され、大人気を博しました。テレマンの多岐に渡る音楽作品の中でも、「音楽の練習帳」の中のリコーダー・ソナタやトリオ・ソナタは大変重要な位置を占めており、現在もしばしば取り上げられている人気作品です。
演奏しているコレギウム・プロ・ムジカは、リコーダー奏者ステファノ・バリャーノにより1990年に創設されたイタリアの古楽アンサンブル。ステファノ・バリャーノは、イタリアのパドヴァのポリーニ音楽院を卒業後、ブリュッヘンをはじめケース・ブッケやワルター・ファン・ハウヴェなどの巨匠たちに師事し、数々の国際音楽コンクールで入賞している名手。すでにイタリアDYNAMICレーベルにはバッハ、テレマン、マルチェッロなどのリコーダー作品を多数レコーディングしており、欧米では高い評価を得ています。